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2010年3月

本日のソメイヨシノ

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ということで、蕾はまだ堅いようです。

一方こちらは
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一足お先に若葉も出てきたカワヅザクラ。

このピンクとグリーンのコントラストも素敵ですよね。

快晴なので、今日はもう少し奥まで足をのばし
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足元にはショウジョウバカマ

この紫色の花が終わると、花茎が伸びて果実が上を向き、

再び緑の花が咲いたように見えます。

空に向かって真っ直ぐ伸びるカシワバカエデ
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赤い枝から新芽が。

今の時期はどの木を見ても瑞々しい緑の新芽が顔を出し、

花とは違う美しさを感じます。

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満開の桜並木になるまでもう少し…

歩くには寒いな…とか

疲れるから歩きたくない…とか

全部見たいけど時間がない…とか

そんな時は
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おじちゃんにおまかせ。

冬の間休止していた電気バスの運行が再開しました。

広い園内を、約30分かけて、おじちゃんが説明付きで回ってくれます。

小学生以上100円。

おじちゃん、冬の間はお休みで、物足りなかったみたい。

やる気満々のポーズ。

アンケートでも、「おじちゃんがおもしろかった」ってご意見多いです。

記憶に残るおじちゃん。

わたしはいつも飴をもらっています。いい歳ですけど。


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植物園クラブ

植物園では、年間を通して様々なイベントを催しています。

サクラの無料開園や、ゲッカビジン鑑賞、ラン展などはわりと知名度がありますか?

お子様がいらっしゃる方にオススメなのが、植物園クラブ。

お子様向け行事なのですが、付き添い、同伴でしたら大人も参加OK

植物園で採集された木の実や枝などを使ってオブジェを作るイベントは、

同伴の大人の方々の方が、お子様より熱心。。。

クリスマスリース作りなんて、すぐに予約殺到。

毎月、いくつかのイベントが行われます。

昨日は「飛ぶタネの模型づくり」

植物は、人間よりも先に生まれています。

子孫を残し、生きていくために、タネを蒔いてくれる人なんていません。

そこで、今日まで、タネを遠くに飛ばす方法を身に付けてきました。

例えば椰子の実は海に流されて運ばれたり、

フジは、皮が乾いてよじれて種が飛び出したり…

植物によって様々な方法がありますが、

ここでは「飛ぶしくみ」を持った種の模型をつくります。

グライダーのようなアルソミトラ、プロペラのようなラワン等など。

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飛ぶための仕組みを持ったタネがいろいろ

本日の先生は志内利明先生
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楽しそう…

お子様方よりお子様じゃないですか。

でも説明に入ると
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しっかり先生です。

「飛ぶタネ」について、わかりやすく説明して下さいました。

早速模型作りに入ると
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お子様方、かぶりつき。

やはり皆さん、何か作るって好きなのですよね。

しかし小さいお子様は、なかなか思うように作れなかったり。

でも大丈夫。

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二人羽織

これは偶然のショット。

ボランティアの方々がこれくらい丁寧に優しく教えて下さるってことです。

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このようなイベントや、植物案内など、ボランティアの方々が多く活躍しています。

この方々のお力もあって、植物園は支えられているのです。

ご興味お有りでしたらご覧下さい。

http://www.bgtym.org/info/boran.htm

皆さん、植物への興味や、ご自分の得意な分野を活かして、

とても楽しそうに取り組んでいらっしゃいます。

ところで飛ぶタネはどうなったでしょうか。

みんな上手に出来上がり、いよいよ飛ばします!
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ああ、すごく自由…

お家じゃこんなことできないもんね。

今日だけ無礼講。テーブル乗っちゃった。

靴、脱いで、ちゃんとお掃除しました。念のため。

無事、模型も飛ばせたし、タネって蒔くだけのものじゃないんだってわかったし。

今回も楽しんでいただけたみたいです。大人も子供も。

そして、先週は「食虫植物を育てよう」でした。

食虫植物って、「虫を食べる」っていう分かり易さからか、子供に大人気です。

って、ムシャムシャ食べるわけではありませんが。

植物の中では珍しく、ハエトリグサなんてパクッと動きが見えますし。

今回はサラセニアの植え替えと、育て方の講習。

使ったのはこれ。
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成長すると、こうなります。
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蜜腺から分泌される蜜の匂いでおびき寄せられ、この中に落ちるのです。

そして、消化酵素で溶かされ、栄養となります。

そんな食虫植物のお話を聞かせてくれるのは
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兼本正先生

沖縄出身ということで、三線が弾けて、ピアノも嗜み、絵に至っては最早プロ。

アーティスティックなお方です。

夏場、運が良ければサンライトホールで、三線の練習に遭遇できるかもしれません。

沖縄疑似体験できます。

そしてこの方、子供に教えるのがお上手。

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虫の捕まえ方を、「ぎゅいーん」とか擬音を多用して解説。

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お子様の心わしづかみ。大人も興味深々。

集中なさってますね。そりゃ口も開いちゃいます。

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無事植え替えも終わり、面白いお話も聞けて、笑顔で帰るみなさま。

本当に良い笑顔ですね。

休日の親子のふれあい方、色々ありますよね。

公園でスポーツ、ショッピンッグ、遊園地、いろいろ。

親が教えてあげたり、連れて行ってあげたり、買ってあげたり…

「~あげる…」って多いですよね。大人ですから当然ですけど。

「一緒に学ぶ」って、同じラインに立って楽しむのもたまには良いかもしれません。

植物園クラブから帰る親子の笑顔を見ていると、そう思います。

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さくら

花冷えですね…寒いです。

出勤途中ですれ違う車に雪が積もっていました。

なに?どこから来た?

降った地域もあったのでしょうか…

と思ったら植物園も
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霜?雪?

日陰はこんな感じでした。

ところでブログ、急にアクセス数伸びていました。

なぜだろう…

あー、みんな桜の開花状況知りたくて見に来てる?

と、勝手に判断して、ご期待に応えるべく、撮りに行ってきました。

こんなに晴れているのに、午後はお天気崩れると聞き、朝一番で。

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モクレン

少し顔出していますね。

外の様子を窺っている感じでしょうか。

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ユキヤナギ

これも少しずつ…

雪が積もったように咲くのももうすぐですね。

そして本日のソメイヨシノ
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どうですか…

ギュッてなってます。

ピンクにはなってきましたが、つぼみ堅そうですね。

でも、暖かくなると早いし、寒の戻りもあるし

いつ咲くか…やっぱり私にはわかりませんgawk

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並木道、こんな感じです。

なんとなくピンクになってきた気もする…?

世間は「いつ咲くんだ」と騒がしくなってきたけど…

構わず、自分が咲きたい時に咲いてほしいです。

その時に、「あ、今日咲いた」って気付くのが、いいです。

お花見も、ブルーシートの場所取りで埋めるより、

「晴れたしお昼はサクラの下で食べよ」っていうのがいいです。

て、私のひとりごとです。

現在、植物園で咲いている桜は十数種類ありますcherryblossom


そして、ちょっとご紹介が遅くなりましたが、今の時期に合わせた企画展

「植物画で見るサクラ展-永遠の桜の園-」

を、サンライトホールにて 3/12(金)~4/29(木・祝)まで開催しております。

植物園友の会「植物画部会」の方々により描かれた散らない桜を展示。

植物園の100種類以上の桜の姿を残す為に、

正確で美しい植物画を描いていただいております。

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額が反射して全然撮れず残念。

…ということで、実物を見にいらして下さいpaper

植物画の第一人者、二口善雄画伯の桜の原画も必見です。

この植物園には、二口善雄画伯から寄贈された原画が約1700点保管されています。

その全てを常設展示することはできないので、このようなイベント時は是非ご覧下さい。

どの絵も、近くで見るのと遠目とでは、見え方が変わるのが不思議。

花びら、がく、葉脈…普段じっくり見ない箇所まで観察できますよ。

そして、お客様から「これ食べた」「おいしそう」「これ知らない」って声が聞こえるのは…

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最近発売されたサクラグッズを展示するコーナー

これは、サクラに関係する食品の一部。

1月までに発売されるものはパッケージにサクラが使われたり、

受験生向けの語呂合わせのものがほとんど。

2月以降は、エキスやサクラの葉などを入れて風情を楽しめるものが多くなります。

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サクラが題材のCDも展示。

この時期って、サクラを使った商品がたくさん出回りますよね。

何でも商売にしようと、商魂たくましいです。

でも、それって昔から?

音楽業界のサクラ合戦は森山直太郎あたりから特に賑やかになり、

その近辺から、合格祈願の語呂合わせのお菓子などがスーパーの棚に並び始め…

今でこそ大人気のサクラ、昔はあまり良い印象を持たれない時代もありました。

それはなぜか…

賑やかなサクラのお菓子の展示を前に、考えてみて下さい。

「食べたい」雑念で考えられなかったら、それはそれで自然ですgawk

このサクラグッズの展示コーナー、どちらかというと、「特別付録」的展示。

これがあるお陰で、若いカップルやお子様も足を止めて下さいます。

「そういえばコンビニ、ピンク多いな」とか

「日本人っていつからサクラが好きなんだろ」とか

「食べたい」とか…

自由な考えでご覧下さい。

そして、この企画展は、サクラをテーマにしながらも、

毎年切り口を変えてお見せしています。

その企画の担当者、大原隆明主任。

日本で一番サクラに詳しいサクラの先生。

このような本も出版しています。

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サクラハンドブック

見かける機会が多い52種類のサクラを厳選して特徴を述べ、

名前を調べやすく作られています。

写真も綺麗で多用されているのですが、ほとんどの写真が植物園で撮影されたもの。

取り上げたサクラもほとんど植物園に植栽されています。

ということは、コレを持って園内を見て回ると、植物園でのお花見がさらに楽しい。

開花宣言の前に手に入れてみては?

ちらりとだけお見せすると…

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すごく丁寧でわかりやすい。。。

二年かけて作られただけあります。

これを手に入れて、桜前線と共に北上する旅をしてみたい。


そして、

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本日のわたくしのおやつは、サクラマカロンでございます。

某シアトル系コーヒーショップにて購入。

ココで毎年恒例のサクラシリーズ。

サクラのドリンクも初登場しています。

当然のように日本限定だそうで。

なぜでしょうね、サクラ、日本限定って。


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植物工場がやってきた!

昨日、閉園間際にやってきたものは…

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クレーンによる、なにやら大掛かりな作業で搬入。

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そしてこんな大きな箱が入り、設置作業。

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中には…レタス?

電気を点けると
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サイケデリック。

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これが全体像です。

これは、「植物工場」という未来型農業生産システムの展示用モデル施設。

今までは、普及キャンペーンの為に中部地方を展示してまわっていました。

この植物園にも、昨年12月頃に展示していたのですが、ひとまずキャンペーンを終えて、ここで常設できることになったのです!

簡単に植物工場とは…

植物の生育に必要な環境(光、温度、湿度、CO2濃度、養分、水分等)を、LED照明や空調、養液供給などで人工的にコントロールして、一年を通して連続的に生産できるシステムのことです。

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LEDで育てる場合、赤色と青色の組み合わせで植物の育成を促進していますが、中をよく見ていただく為に、上の段では白色LEDを使っています。

養液の供給やLEDの照度、室内温度なども
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コントローラーで人工的に管理しています。

ほとんど人が入らなくても良い状態です。

このように環境を制御できるので、自然環境の変化に左右されず通年で計画的な生産ができるのです。
生産量に変動が少ないので、価格も安定するということですね。

そして、閉鎖的な環境なので、無農薬栽培ができ、無洗浄で食べられる野菜を作ることもできます。
食の安全が確保されるわけです。

そして、広大な農地が必要ないので、例えば衰退したシャッター通りの空き店舗や、工業団地などでの栽培も可能になります。

そして、参入しにくかった農業への壁が低くなり、新たな雇用が生まれます。

と…まずはメリットを挙げましたが、この植物工場が普及するには、まだ課題もあります。

設置、運営コストの削減
省エネ化
安定的な販路、単価の確保
栽培可能な品目の増加
などなど…

恐らく、太陽を浴びていない、人工的な環境で育ったものを食べることへの不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。

イメージ的に、栄養や味が薄い気がするとか。

生命力が薄いものは口にしたくないとか。

でも、それはあくまでイメージで、とても抽象的なものですよね。

食に関する正しい情報を自分で判断して入手しないと、イメージだけに踊らされること、多いと思います。

例えば農薬も、「毒」と決め付ける人が多いですけれど、「農業に役立つ薬」だから農薬というわけで、イコール全て劇薬というわけではありません。

150種類ほどの化学農薬の中でも、毒になるものはごくわずか。

天然農薬も700種類ほどあります。

例えば私達に身近な酢だって、農業で使えば「農薬」って言えるのですよ。

全てが危険ではないということがわかると思います。

逆に、「有機野菜」はどんなイメージでしょう。

絶対的に身体に良くて、安全で、子供に安心して与えられる食物?

しかし…農薬を使わず育てるということは、野菜自身が虫に食われないようにフィトケミカルを多く出し、これがアレルゲンになるとしたら…本当に万人に安全?

というように、安全性って一つじゃないのですよね。

多面的に捉えることが大切だと思います。

正しい情報を仕入れる為には、自分で学んで、自分で感じて、判断する力を養うことも大切ではないでしょうか。

植物園に来て、この植物工場に接することが、そのきっかけの一つになれば良いと思います。

未来の食生活、未来の農業、未来の日本。。。コレを目の前に考えてみて下さい。

私はどう思うか…

せっかく豊作でも、指定野菜価格安定制度により、農家の方たちが涙を飲んで野菜を処分することがなくなればいい…

って思います。












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本日の植物園散歩。

こんなに晴れているのに、午後からお天気崩れるらしく

午前中のうちに写真撮ってきました。

あまり目立ちませんけど
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アセビが鈴生りです。

名前がかわいい
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サクラ‘オカメ’

濃い紅色で色気があり、どちらかというとベッピンさん。

柿の種みたいなものが沢山ついています。
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クロヤナギ

ネコヤナギの突然変異だそうです。
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もっとフサフサして、黒猫みたいにかわいかったのですが。

撮るのが遅くなり、痩せた黒猫。

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そして花が咲いて白猫になりつつあります。

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今のサクラ・ウメ園は、ピンクの濃淡で彩られています。

これから咲くものもあり、ここは5月くらいまで長く楽しめますよ。

そしてここは、サクラ・ウメ以外にもこんな花も咲き始めていました。
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レンギョウ

満開になると黄色い花で埋め尽くされ、眩しいくらいです。

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除草作業の最中…

広大な植物園、このような方たちの力もあって、美しく保たれているのです。

時々楽しそうな笑い声も…楽しんで取り組んでいただいているみたい。

こんな風景も、のどかな植物園のひとつです。

そしてここは、中池から「日本の植物ゾーン」を臨む景色。

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展示園を管理する職員が、景色の見え方にこだわって作り上げています。

この景色も、お客様に日本の植物ゾーンの見通しを良くする為に考えられたもの。

このお陰で、桜並木の向こう側へ足をのばす方が増えました。

くるりと逆を向いて、「世界の植物ゾーン」を見てみると
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全く違う風景。

そして、遠くの山以外、外部の建物が見えません。

見えるところでは見えますけど…

これも、「富山じゃないみたい…」って思える理由の一つでしょうか。

ディズニーランドの法則。。。

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桜並木のソメイヨシノの現在。

コレを見て開花予想できますか?

わたしにはわかりません。

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ロッカクヤナギ

新芽が吹いて、黄緑色が増えてきました。

そして本日の立山連峰
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温室と並べてみました。

シルエット、似てません?

でも、温室のデザインにそのような意味はないそうです…

意図的じゃないなら、それがまたイイと思うのですけど。

そして本日のココナッツアイランドからの風景
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ここからは、立山連峰も望めますが、飛越国境の山も望めます。

あと…
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サクラのアイスクリームも再開しました。

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雲南省

今年の春、植物園の女子の足元はコレ

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カワイイ~

女子、4人履いています。

制靴じゃないですよ。

お土産なんです、中国の雲南省の。センスあるお土産ですよね。

雲南省の少数民族、イ族の女性達は、このような刺繍の技術に優れているのです。

雲南省、植物園の職員がよく行きます。

なぜ雲南省?

富山県中央植物園は、雲南省の昆明植物研究所と姉妹提携を結び、

共同で、貴重植物の保全、研究、調査を行っています。

その為、研究員が年に数回、お互いに行き来をしているのです。

ちなみに、昆明は雲南省の省都です。

中華料理で馴染みのある四川省や広東省、烏龍茶といえば福建省

このくらいは知っているけど、雲南省は…知らないな~

て、方の為に簡単な説明を少し…

広い中国大陸の中、雲南省の位置は最西南部。

あれだけ広いのに、ミャンマー、ベトナム、ラオスと国境を接する…

と言えば、どれだけはじっこか、わかりますよね。

ココです。
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地形が複雑で、南部の低地では亜熱帯、北部では高山帯など、

気候が多様な為、動植物相が豊富です。

新種の植物も多く見つかっています。

少数民族も24程存在し、最も多いのが、前の写真の刺繍靴のイ族です。

お土産は靴でしたが、このような民族衣装にもトウツバキの刺繍を施します。

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これは若い女性達。
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年頃の男女が出会える機会がないようで、年に一度の火把節という祭りは、

貴重な出会いの機会なのだそうですscissors

その出会いのイベントに向けて、そこで着る衣装に豪華なトウツバキの刺繍をします。

刺繍が上手な事が、良いお嫁さんの条件になるようです。

刺繍=婚活punch

なぜトウツバキの刺繍なのでしょうか。

雲南では、トウツバキは日本でいう「桜」のような存在。

日本よりも春が早く、2月の春節にはトウツバキが咲き、春を知らせてくれます。

日本のような「お花見」もするそうですよ。

桜が日本人に愛されているように、トウツバキも雲南の人々にとって、シンボリックな存在なのです。

もちろん、中央植物園でも楽しんでいただけます。

雲南温室で、まだまだ咲いていますよ!
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他の温室のように廊下でつながっていないので、見逃す方もいらっしゃいますが…

もったいないですよ~

熱帯果樹室から歩いて20秒くらいですから、是非、覗いてみてくださいね。

気候が多様な雲南の植物に合わせて、温度条件の異なる二つの温室でお見せしています。

見比べても面白いですね。

そして、ここも植物園の雲南。

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アングル変えると
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ディズニーランドにありそうじゃないですか?

トロッコとかガーッと出てきて。

これも、雲南の象徴的存在、世界遺産の石林(せきりん)

とは言っても、世界遺産を持ってくることはできませんからね。

その近郊の石灰岩を運び込み、現地の石林そのまま再現しています。

これも、この植物園のシンボルとなっています。

約2億7000万年前、海底にあったものが隆起して地上に出て、侵食、風化して現在の形になったようです。
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これが現地の石林。

Elephant
ゾウ…不思議な形も作り出します。

中国って、広すぎてどこに注目したらいいかわからない…という方いらっしゃいませんか?

私がそうだったのですけど。雲南省は気になるようになりました。


植物園には、日本の外に目を向けるきっかけもあると思います。

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温室も毎日違う表情

今の時期の温室も目が離せなくなってきました。

回っているつもりなのですけど…

ぼんやりしていたのでしょうか。

気付いた時には「もう満開だった??」

熱帯雨林植物室のコレも、今朝教えられて気付きました。

こんな大物を見過ごしていたなんて…
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ヒスイカズラ

美しい翡翠色。

植物の世界でこの青は珍しいです。

そして色だけでなく、この花のカタチ。
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勾玉に見えませんか?

これも名前の由来のようです。

祈る女性にも見えますけどね。

翡翠の宝石言葉は幸運。

調べ方によっては、長寿、健康なども…

植物園で幸運見つけて下さい。

熱帯雨林植物室とラン温室との間です。

マメ科のつる性植物なので、温室の高い所で咲いています。

幸運をうっかり見過ごさないように、上、見ていて下さいね。

4月いっぱいは咲いていると思います。

そして、熱帯雨林植物室、花の香りの競演になってきました。

以前もご紹介したフイリソシンカ
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全体に花が咲き、満開です。

姿も美しいですが、香りも良いのです。

これだけ咲いていますからね、甘い香りが漂います。

そして、この花好きです。
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ニオイバンマツリ

花の色が紫から白へ変化します。

一つの木に二色の花が咲いているみたい。

姿は可憐ですが、香りはきちんと主張しています。

そして、年に何度か咲きます、この花。
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チョウセンアサガオ属の一種
(ダツラ・ウェルシコロル)

エンジェルトランペットの仲間です。

これも花色が白からオレンジ色へ変化するので、二色の花が乱れ咲いています。

形に目を奪われますが、このトランペット、顔を近づけてみると…青い良い香り。

入り口を入るとこれらが次々に現れるので、香りが追いかけてくるような…

今の時期は、ちょっと日にちを置くと温室の様子が変わります。

もちろん外も。

毎日来るのは大変だと思いますので、どうなったかな?って気にしていて下さい。

そして毎回変わる植物達を楽しんで下さいね。




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雪もとけて…

ブログが翌日にずれ込みがちですが…

昨日は強風で、サンライトホールは終日「ヒューヒュー」唸っていました。

ホールに一人でいる時は、この音が心細くなります。

そんな強風の日も、植物園の為に働く人たちがいます。

コレ、何だと思います?何かの儀式?おまじない?
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ワシントンヤシです。

富山の冬を乗り切るため、このような雪囲いで守られていました。

昨日はこれが…
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やっと顔を出しました。

久しぶり~元気だった?

そして前にもブログに載せたコレ
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ソテツ

これもいよいよ取り外し。
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強風の中、こんなに足場の悪い場所での作業!

落ちないで~

この職人さん達、たしか雪囲いの設置も吹雪の中で作業なさっていました。

取り外しも強風の中…

「雨男だ」

とおっしゃっていましたが、本当にそうですねgawk

でも、どんなに悪天候の中でも、とても丁寧なお仕事。

守られていた植物達から「ありがとう」って聞こえてきそうです。

よい仕事する方は良い顔してます。

植物園は、日々たくさんの人達に守られています。

感謝です。

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友の会、ご存知ですか?

一昨日のことになりますが…

あの気持ちよい天気の日です。

年に一度、恒例の「友の会の集い」も開催されました。

そこでは講演会もあり、専門家の話を聞いて学ぶこともできます。

今年は、森林生態学が専門の、長谷川幹夫副主幹研究員

「歩いて眺める雪国の森 富山の森と植物園の生態学的見方」

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富山県の森と植物園の生態学的見方について…

富山県の森林の特徴と植物園に植栽されている植物との関係の説明など、

とてもわかり易く説明していただきました。会場も満員です。

そしてこの方、私の登山の先生でございます。

高山植物はもちろん、森林や、山の地形、気候、動物…

全てのことに精通なさっているので、説明つきで登山できます。

山頂までずっと会話して登るので、辛さ半減です。心拍数だけは上がります。

非常に恵まれた登山です。まだ2回ですけど。

そして、その研究発表の舞台裏では…
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何やら慌しい雰囲気。皆様、何の準備ですか?

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そして、研究発表を聞いている方々に何か振舞っている様子。

甘く、花のような、果物のような香りがたちこめます。

紅茶の香りでした~cafe

これは、友の会会員の「紅茶教室」で一年間学んだ方々が、

その学んだ成果を発表する場にもなっていました。

この紅茶教室がとても好評で、本場のイギリスでお茶を学んだ先生が、

お作法はもちろん、歴史までわかり易く教えて下さいます。

しかも、毎回先生お手製のお菓子と一緒にお茶をいただけるので、楽しみが倍cake

今回も、紅茶をおかわりなさる方が続出。

会員の方々も大満足の集いになったのではないでしょうか。

ところで友の会って??

http://www.bgtym.org/info/tomonokai.htm 

ということで、年会費を払えば何度でも入園できますし、

上記のようなイベントや講習会にも参加できます。

「本当は何度も来たいのに、高いから来られないんだよね~」

というお声、たまに聞こえます。

「無料にならない?」とか…

無料…安い…いい響きですよね~

でも、「高かった…」より「楽しかった!充実してた!」って思える使い方もできますよwink

昨日のブログで、「富山じゃないどこか」に行った気分になれると書きましたが。

旅行した気分味わえたり。

そして、「何度も来たい」方は、「友の会に入会」っていう方法もありますwink

「何回行けば元とれる!」って考えはちょっと違いますけど…

でも、もっと気軽に使えるようになると思いますよ。気になる講習会にも参加できますし。

このブログでも、もっと植物園を楽しむご提案できたらな…と思っておりますconfident







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昨日のことですが…

昨日はとても麗らかなお天気だったので、

見ごろを探しに、園内の写真を撮りにいってきました!

しかし、詰めが甘く、充電が足りず、志し半ばで引き返すことになりましたgawk

そして、更新できたと思ったブログでしたが、更新できていませんでしたgawk

夕食中も気もそぞろ…消しちゃうって、ショックですね。

なので、鮮度は落ちますが、今再度書いています。


お客様で多いのが、桜並木の向こう側へ行った事がない方。

この先は何もないと判断して、引き返してしまうらしいです。

もったいないですよ~!損しちゃいますよ~!

そこで、カメラの充電がもつ限り、見ごろと園内を少しご紹介致します。

まず、園の北側(園内の手前半分)「世界の植物ゾーン」

入園口を入ってすぐ、足元に春が…
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クロッカス
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建物も写し込んだら、場所わかりますか?

華やかに蕾がき開いてきたのはコレ
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ゲンカイツツジ

青空をバックにこれも見ごろ。
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サンシュユ

青空に黄色ってこんなに映えるのですね。

そして、コレも芽吹いてきました。
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ボタンです。力強い芽吹き。

あの華やかな花が咲くのは、もっと暖かくなってから。

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コレは、一万円札などの紙幣の原料、ミツマタの花。

景気悪いですからね…。威勢よく咲いていただきたい。

そして、ここからが桜並木の向こう側。

「日本の植物ゾーン」です。

「サクラ・ウメ園」は、桜並木が満開になる前に、こんなに咲いています。
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ウメは満開です。甘い香りが漂っています。

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カンザクラも今が見ごろ。もうすぐ満開?

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カワヅザクラ

このサクラ・ウメ園は、満開になると、まるで桃源郷。
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咲き乱れると、素晴らしい景色になります。

植物園の桜並木は有名で、毎年多くのお客様で賑わいます。

が…人混みが苦手な方は、ちょっと早めにここでお花見してみては?

少し顔が寒くなる…くらいの空気が心地よいですよ。

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そしてこれは、南池。

対岸にサクラ・ウメ園を見ています。

池が3つあることを知らない方も多いです。

サンライトホールから見える池が北池。

これは皆さんご存知ですが、中池、南池もあるのですよ。

この南池が面白いのです。

海岸の植物、湿地の植物を植栽するために、その環境が再現されています。

見る方向で、様々な表情を持っています。

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これは、湿地側から対岸に海岸を見た様子。

ここを歩いていると、「富山じゃないどこか」に来た錯覚をおぼえます。

そして、水鳥達には楽園らしく、その撮影目的の方もいらっしゃいます。

「トキ、八尾にいなかった…」と残念そうでした。ここに来てくれるかな…。

そしてフクジュソウ
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今が満開です。

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寄ってみました。

福寿草。幸せそうな名前ですが、姿も幸せそう。

見つけた時、嬉しくなりますね。

ここまで撮って、充電が無くなりました。無念…

少しでも植物園の素敵なところが伝われば良いのですが…

次回はちゃんと充電していきます。






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いつもの植物園

昨日までの賑やかさとは打って変わり…

今日は穏やかな植物園

3日間、生憎のお天気にも拘らず、沢山のお客様にお越しいただき、

ありがとうございました!

おかげさまで、3日間で約4700人の方々に、御来園いただきました。

人数よりも嬉しかったことは…

寒い中、これだけのために足を運んで下さったこと

そして帰りは皆さん笑顔だったこと

素直に「良かったよ!」というお声を聞けたこと

イベントに関わった全ての人達が、これを開催して良かったと思えたのではないでしょうか

さて、昨日…閉会近くになってくると
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お気に入りの蘭を手に入れて帰る方の姿が

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気のせいか、大きい袋が増えてきます。

そして、みんなを魅了した蘭の出展者の表彰式
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皆様おめでとうございます!

手塩にかけた蘭で、私達を楽しませて下さってありがとうございました。

これだけ蘭があると、皆さんそれぞれのお気に入りの蘭があったのではないでしょうか。
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私は、香りの蘭で、素晴らしい花を見つけました。

人気投票で順位が決まったようですが、好みがありますからね。

自分の中で一番を見つけましたが、あまりに興奮して
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花の写真を忘れました。品種名だけばっちりです。

記憶やら心やら…色々なものを揺さぶられる香り。

不思議なもので、花は人を映しますね。

この素敵な蘭のご主人様を知り、納得です。

そして、今日の穏やかな植物園

高山植物室ではこの花が見ごろ
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幻の青い花 ティコフィラエア キアノクロス

もう一度言えといわれると難しい名前

原産地は南米チリのアンデス

現在自生地では絶滅していて、野生で見ることはできない貴重な花です。

まさに幻ですね。

植物でここまでの「青」は珍しいそうです。


ちょっと外を見たら、雪囲いを外していました。

そして自宅横の山ではうぐいすの声。

確実に春がきてますね。













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蘭まつり大会最終日!

大盛況の蘭まつり大会も本日最終日です。

昨日よりも寒く、風もあったので、どのくらいのお客様がいらっしゃるか不安…

になる必要もありませんでした。

開園してすぐに、嬉しそうな笑顔でご来園下さるお客様が続々と。

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蘭の販売も最終日、売り場の花達も気合を入れて蘭のお手入れ。

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お花を愛する女性は、働く姿も美しくて華がありますねtulip

力仕事も多いのに、笑顔でクルクルと働く姿が気持ち良いです。

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今日で最後となると、写真撮影も気合が入ります。

コレも使って下さい。蘭の栽培講習会。

10:30~12:00までの「東洋ランの栽培講習会」

13:30~15:00までの「洋ランの栽培講習会」

いずれも無料!園の横の管理研修棟の研修室で行うため、入園料もいりません

蘭まつりで蘭を買って、帰りに講習を聞いてもいいし、講習だけ受けちゃっても大丈夫。

できれば寄って下さいgawk

蘭まつり大会、本日17時までですよ~





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雪割草

蘭まつり大会は、全く波が引きません。

富山ってこんなに人がいましたっけ?

そんな盛大な大会を植物園と協力して支えて下さる蘭協会さんより、

こんな素敵なお花をいただきました。

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雪割草

香りのある雪割草で、甘い香りが受付に漂っています。

雪割草の愛好家の方、たくさんいらっしゃいますね。

受付の前に飾ってあるので、お声をかけて下さる方が多いです。

たくさん集めていらっしゃるとか。

午前中は一番香りが強いらしいので、是非明日は早めの時間に

雪割草にも会いにいらして下さい。

かわいい姿と香りでお迎えいたします。

ところで…

せっかく急いでご紹介した「サクラのアイスクリーム」、大好評すぎて…

今回のイベント分は完売いたしましたcrying

ほんの数時間でした…

次回、復活する時にお知らせできればいいなと思っております。

食べておいて良かったですgawk

ココナッツアイランドさんから桜並木を眺めながら桜アイス…最高です、きっと。

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蘭まつり大会 二日目!

朝の時点で沢山のお客様!

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雨なのに~

皆様ありがとうございます!

昨日たくさん取材していただいたので、ニュースを見た方も多いようです。

さて、昨日のブログではご紹介していなかった部屋があります。

ドリアスホールは、「東洋蘭展示コーナー」となっております。

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こちらもすでに部屋いっぱいのお客様。

皆さん、丹精こめて育てられた春蘭に魅了されている様子…

可憐ですよね

香りも上品です

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この美しい花の姿を楽しむ、「春蘭茶」というお茶をご存知ですか?

桜茶のように、塩漬けにした春蘭にお湯を注いで愉しむようです。

蘭のお茶なんて、響きだけでも華やかですね。

春蘭茶は植物園にはありませんが、喫茶室 ココナッツアイランドには

こんなにかわいい春のスイーツが、この蘭まつりに合わせて登場!

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サクラのアイスクリームcherryblossom

八重桜のあんと、桜の塩漬けがアクセントに乗っています。

桜の香りがフワリと広がり、甘さとほんのり塩の味の組み合わせ…

なんだかホッとしてしまう美味しさでしたlovely

ピンク色も春らしくて見ているだけで幸せになれます。

まずはこの蘭まつり限定ですが、春に向けて再登場するかもしれません。

植物園に来る楽しみの一つになるといいですね~

アイスクリームばかり熱く語りましたが…

残り今日を入れて二日、是非、蘭まつり大会にいらして下さい!

華やかな蘭のパワーをもらって帰りましょう~

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第38回 富山県 蘭まつり大会

早春といえばこの行事!楽しみになさっている方がたくさんいらしゃいます。

 第38回 富山県 蘭まつり大会

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本日3/5(金)から3/7(日)まで開催されています。

今年の特別展示は
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香りのラン

ということで、このように香りを存分に楽しんでいただける展示も…
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これは、香りが逃げないように透明BOXをかぶせてあり、

穴から香りを楽しんでいただけます。

しかし、BOXがあるのに、周りにはなんとも華やかな色気のある香りが漂っています。

というか、会場全体が春…というか、いかにも蘭らしい高貴な香り。

来場なさるお客様を魅了しています。

カトレアなどの、「これがラン!」というランの花なら見慣れているけど…
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これ、ラン?

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プレウロサリス

葉の上からランの花が咲いています。

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これもラン

デンドロビウム

まだまだ、普段あまり見かけないランがたくさんあります。

ランってこんなに種類があるの??

そして初日ということで取材カメラも続々と入り…

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女優です、ラン。

そして、まだ開園して1時間足らずで既に会場いっぱいのお客様!

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平日なのに、これはまるで土日です。

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見にいらっしゃるのが早ければ早いほど、美しいランを楽しんでいただけます。

7日までですので、是非いらして下さい!

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恒例の販売コーナーももちろん充実していますよ!

まずは早めのお知らせの為でしたが、またお見せしたいものがあれば

更新したいと思います。



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