« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月

今週は植物園日和

晴れました。

昨日はマフラー巻いてしまいました。

もう6月になるのですよね、たしか。。。

ご無沙汰だった、園の奥、「日本の植物ゾーン」へ行ってまいりました。

低地草原コーナーでは

オヘビイチゴ
Cimg8394

南池のほとりが一面黄色
Cimg8396

その後にシランを見ると
Cimg8407
目がチカチカしました。

マルバウツギ
Cimg8414

ハコネウツギ
Cimg8427
白から赤へ、花の色が変化します。

白、ピンク、赤、女子が好みそうな色が、一本の木で楽しめます。

タニウツギ
Cimg8436
今はウツギが次から次へと咲いています。

これもあちこちで華やかな姿を楽しめましたが。。。

でもそろそろ終わるかも。

なにこれ?
Cimg8441
病気?新種?この葉っぱだけ?

Cimg8445
全部だ。

と思ったら、
Cimg8447
ということでした。

説明を看板で済ませてしまってごめんなさい。

ロッケリーには
Cimg8453
イブキジャコウソウ

オオバギボウシ
Cimg8461
名前の由来は、まさに擬宝珠(ギボウシ)に似ているから。

念のため、擬宝珠を知らない方へ。

神社の欄干に付いている玉ねぎみたいなあれですよ。

足元には、ムシャリンドウ
Cimg8474

最近、「あまり咲いてなかった」といって帰る方いらっしゃいましたが。。。

咲いています。断言してしまいました。

足元とか、桜並木より奥(日本の植物ゾーン)とか、心にゆとりを持って歩いていれば、たくさんの花に気付きますよ。

楽しめるのは、花だけではありませんしね。



トトロのおみやげ

クヌギはどうなったか。。。
Cimg8485

見守る
Cimg8492

見守る
Cimg8483

中トトロ
Cimg8489
コンニチハ

大トトロはいません。

これ(彼)、手を叩くと電池で本当にドンドコ踊りをおどってくれます。

ドンドコ踊りって何かわからない方。

サツキとメイが寝ている間に、埋めたドングリの前でトトロ達がドンドコ踊りをおどると。。。ドングリから芽が出て、巨木に成長してしまうのです。すごい踊りですね。トトロってすごいですね。

そもそもトトロって何かわからない方。

すみません。是非、ビデオをご覧下さい。


ということで、クヌギ、コナラ、ウバメガシのドングリの苗、販売中です。

| | トラックバック (0)

トトロのおみやげ

トトロが置いていったおみやげを植えてみました。

Cimg8367

大きくなってきました。

クヌギ
Cimg8378

ウバメガシ
Cimg8379

ほかにも色々、こんなに生えてきたので
Cimg8386

販売コーナーでお売りすることにしました。200えん。

トトロがドンドコおどりを踊ってくれたら、一晩で巨木になりますが、私達が育てても、けっこうすぐに大きくなるらしいです。

もうトトロが見えない大人になってしまいましたが、これを育てていたら、トトロがいた頃を思い出すかもしれません。

どんぐりって、本当に大きくなるんだ。

| | トラックバック (0)

バナナ

寒いですね。

ストーブしまっちゃったのに。

寒空の下、クレマチス園では、様々なクレマチス達がパァっと咲いていてくれるので、気持ちは晴れ。

Cimg8260
クレマチス ‘ルイズ・ロー’

これもクレマチス
Cimg8256
クレマチス ‘ジョセフィーヌ’

「ウーッ」って言ってます。
Cimg8275
キンポウゲ科 センニンソウ属の一種

頭の上の雨露、落とさないでね。

これも雨露で瑞々しい。
Cimg8285
クレマチス ‘グレビティー・ビューティー’

それぞれ個性的な姿で楽しませてくれます。

名前が美しいですよね。

あの藤 も、豆をつけ始めました。
Cimg8291
もう子育てシーズンのようです。

当然のように、黙々と子孫繁栄を続ける植物。

いろいろある人間から見ると、つい「偉いな…」って思ってしまうのです。

サンライトホールからデッキに出て少し歩くと
Cimg8308
シャリンバイも咲き始めました。

そしてその近くには背の高いこんな木が。
Cimg8222
シルエットばかり際立って、何かわからない?

チリマツです。英名はモンキー・パズル・ツリーと言います。よろしく。

わずかにチリやアルゼンチンのアンデス山脈にだけ分布しており、絶滅危惧植物に入っているそうです。

近づいてみましょう。
Cimg8235
痛そうでしょ。

痛いです。

Cimg8243
木の幹だって、こんなにトゲトゲ。

葉が痛くて、近寄って撮れません。

この痛さが英名の由来。

「猿も木を登ることを戸惑わせる・困らせる」ところから、モンキーパズル(猿・困る)という名前が付いたらしいですよ。

サルつながりで、熱帯果樹室のタイワンバナナ
Cimg8348

ずいぶんおいしそうに大きくなってきました。

さて、このバナナ、コンビニでまで見かけるほど、身近な存在。

身体には良さそうだけど、身近すぎて、詳しくは知らないという方もいらっしゃるのでは?

含まれる栄養素を大まかに説明すると…

便秘改善、コレステロール低下に効果的な食物繊維
これは、大腸がんや糖尿病などの成人病予防に効果的。

炭水化物が体内で代謝されてエネルギーになる時に必要なビタミンB1、B2が豊富。

すぐに吸収されてエネルギーに変わるブドウ糖のほか、果糖ショ糖でんぷんなど、吸収される速度が異なるさまざまな糖類が含まれるので、エネルギーが長く持続します。

そういえば東京マラソンでも、大量のバナナを配っていました。
理にかなった栄養補給だったのですね。

ミネラルも豊富で、塩分を排出し血流をよくするカリウムや神経の興奮を鎮めるマグネシウムなどが特に多く含まれています。心臓病の予防や、筋肉の痙攣にも効果的。
これもまた、マラソン向けですね。

他にも、免疫力を高める効果など、まだまだありますが、ここで一つ注目なのが、オリゴ糖の効果。
便秘予防には、生のバナナよりも焼いたバナナが有効だよ!と、知人からの情報。
その方、効果を実感なさっているようです。
なぜ焼きバナナ?
バナナに含まれるオリゴ糖が、熱を加えることで分子が小さくなり、吸収されやすくなるようです。
なるほど。

焼く前のバナナ
Cimg8166

焼くと

Cimg8217
こうなる。。。

焦げてるんじゃないですよ。

黒く変色するのです。

だから、こんなこともできます。

Cimg8204
阪神大好きバナナ。

こうするだけ。
Cimg8178
ホイル巻いて

Cimg8184
トースト一枚焼くくらいの時間、焼く。

ちゃんと熱は通りますが、心配な方は、真っ黒にして下さい。

肝心のお味は、温めると甘みが非常に強くなり、美味しいですよ。

温かいバナナに、冷たいアイスクリームを添えて、ミントを乗せると立派なデザート。

その素敵な写真はないので想像なさって下さい。


後半、無理やり「野菜ソムリエ」っぽいことを書かせていただきました。

たまに書かせて下さい。

| | トラックバック (0)

うち

タイトルのままなのですけど。

うちの植物です。

本当は、休日に山に登って高山植物の写真を撮ってこようと思ったのです。

たまには、植物園を飛び出そうと。

が、雨で中止。

次回、撮ってきます。

植物園のカメラも持ち帰ったし、せっかくだから…

と、家の植物を一部。

オリーブ
Cimg8101
蕾が付き始めました。初めの年は、蕾さえ付きませんでした。

某TQハンズにて購入。

1品種では結果し難い(自家不結果性)ので、通常は2品種以上を植えます…

ということだったので、スペイン原産とアメリカ原産(?)の2品種を購入。

しかし、購入してから4年。花が咲くのは3度目。未だにオリーブの実はできず。

雪の降らない土地の日当たりの良いベランダから、寒い富山まで連れてきたのです。

花が咲くだけ善しとしましょう。

雪の日は屋根の下に入れたりしていますが、地中海出身のオリーブには寒いようです。

サンショウ
Cimg8138
竹の子料理や豆腐料理…

和食の彩り、香り付けには、一本あると便利です。手のひらでパンッと叩いて香りを出し。

和食派の我が家では、洒落たハーブよりも使用頻度の高い一本。

しかし、花が咲きません。実がなりません。雄株?まだ小さいだけ?

バラのような棘があります。

ヤマボウシ
Cimg8126_2
横の山でも今が見ごろ。

この花もまた、花弁に見えるのは4枚の総苞片。

真ん中の球体が花の集合。

ハナミズキよりも小ぶりで、楚々とした感じでしょうか。

この種子は甘いらしく、知ってか知らずか、落ちた種子を犬が平らげます。

百合の芽も平らげました。。。

アイスプラント
Cimg8081
光を受けてキラキラ光っているのは、水滴ではありません。

この、凍ったような見た目が名前の由来。

塩味の植物として、知名度も上がってきました。

肉厚の葉をかじると、程よい水分と塩味。

これはミネラル分を含むブッター細胞と呼ばれる葉の一部です。

葉の色がキレイで、味もついてる。私はにんじんサラダの彩りに使います。

嫌いな人もいるようです。気持ち悪いって。美味しいのに。

今年も咲かせたコチョウラン
Cimg8086
今年は合計3鉢咲かせていました。

それぞれ見事な咲きっぷり。

お客様にも、「ラン、貰っても咲かせられない。どうするの?」

って聞かれること多いのに。コチョウランって育てやすいのか?

どのように咲かせたのか聞きました。

「そんなに難しい?」とのお返事…

その植物に合った環境の中で、あまり動かしたりせずに育てれば育つらしいです。

夏だ冬だと鉢を移動させたりしない…と。手をかけすぎない。

簡潔なお答え。


色味の少ない写真ばかりになりました。

本当はもっと撮ったのに、まさかのピンボケ。

そして、植物園内の写真じゃなくてすみません。


写真を撮っていてぼんやり思ったのは…

植物の存在が驚くほど身近だということ。

当たり前でしょうか?

鑑賞の対象でもあるのはもちろん、野菜として摂取して生命維持に役立ち、体外に排出したものは、植物の生育の糧になり

私達が大量に放出する二酸化炭素も吸収してくれて

どこかで「植物より人間様が上」みたいな意識があるとしたら、ちょっと違う。

完全に共生していると思います。

そして植物園には、「染めの植物」「香りの植物」「繊維の植物」という、昔から私達の暮らしに根付いてきた植物も植栽されています。

「これって植物から作られていたの?」とか、「この植物はこんな使われ方をしていたの!」と、いかに植物のお世話になっているか、感じることができます。

お花を見るのももちろん素敵ですけどね。

さらに、お花だけじゃない植物園の楽しみ方もあるって、少しわかっていただけました?


また余談

カメラ持ち歩いていましたので撮れました。

個人的に大注目のアオサギ

Cimg8100
危なそうな安全地帯ってわかりにくいですかね。右側がお魚屋さん。

お魚屋さんなんて気にしてません、みたいな方向むいてますが。

前回も書きましたが、お魚屋さんの中、すっごく覗いています。

「開店何時ですか?」




また、植物園内のことも書きます。。。

| | トラックバック (0)

午後の紅茶

ブログを書いていたら、灌水のおじちゃんに

「麻雀勝ったか」と言われました。

にも、ゲームしてるんじゃないよと言ったけど。

ゲームに見えるのでしょうか。

今朝は朝から20度あったそうです。

暑いです。

すっかり夏の装いでございます。

さて、昨日の話。

朗らかな陽気の午後、研修室ではご婦人方がアフターヌーンティーを楽しんでいらっしゃいました。
Cimg8013
テーブルも綺麗にセッティングされています。

これは、研修室を使った紅茶教室。

以前ご紹介した、友の会の紅茶教室が終了して、生徒さん達から「楽しかったからまたやってほしい!」という熱い要望に応えたもの。

植物園としての行事ではなくなってしまったけど、引き続き教室だけは継続しているのです。

Cimg7966
立って説明している方が、作嶋千昌先生。

ここ以外にも、氷見の海浜植物園でも第三土曜日に紅茶教室を開催中。

石川県日英協会の毎年開催するティーパーティーなどでも、幅広く活躍なさっています。

紅茶の歴史、作法、様々な角度からの知識を、とてもわかり易くお話して下さいます。

初めてお茶を飲ませたのは、イギリスの貴族など上流階級の社交場となっていたコーヒーハウスで、17世紀の中頃のことでした。

このコーヒーハウスが次第に大衆化して、各家庭にも入り込み、市場は拡大していきました。

その後イギリスは世界に先駆けて、産業革命を成功させると中産階級を中心に食生活も大きく変わり、紅茶は生活の中に根付きました。

労働階級の人々、農民などが中産階級のトップを真似て飲み始めたようです。

彼らの生活は、寒さをアルコールで凌ぐという悪い環境でした。

しかし紅茶を飲むことで体を温め、さらにアルコールも抜けるという効果があったようです。

。。。と、あっているのかしら、この説明。

写真を撮りながら、少し説明を聞いただけなので、これくらいしか書けないのが残念ですが、とにかく歴史のお話が毎回面白いそうです。

Cimg7989
皆で先生の紅茶の淹れ方を見ています。

紅茶の淹れ方一つとっても、いかに自分が紅茶を知らなかったか分かります。

因みに、この日は珍しく欠席の方が多くて、いつもは8人以上はいて、わいわい楽しそう。

この人数も、落ち着いていていいのですけどね。

この日の紅茶は、カルダモン、ダージリン、アッサム、ニルギリ
Cimg7982
手前がカルダモン

なかなか手に入らず、珍しくこのような実の状態で売っているものを発見したらしいです。

植物園にもありますよ。熱帯雨林温室、リュウキュウイトバショウの下。
Cimg8071_2
葉でわかるかもしれませんが、ショウガ科で、和名は小荳蒄(ショウズク)

原産はインド、スリランカ、マレー半島。

強い芳香は、滋養強壮の効果も期待できるそうです。

確かに…種子を出す前から、強い香りが頭にガツンときました。

そして、お茶の葉も植物園にはあります。ボタン・シャクヤク園の奥。
Cimg8053
ほら。新芽が柔らかそう。美味しいお茶ができそうだ。

と思ったら
Cimg8061
惜しい。

植物園で全て賄えると思ったのに。

紅茶は違う種類のようです。

Cimg7950
茶葉、カルダモン、香りを確かめています。

Cimg7955
この日の紅茶のお供、先生手作りのクラフティ。

サクサクで、あまい~。美味しいです。お茶にはこんな甘さが必要。

先生は、毎回テーマに合わせたお菓子を作ってきて下さるのです。

これも皆さんの楽しみの一つかも。

生徒さんが作ってきてくれることもあるらしいです。

テーブルには、季節の花も飾ります。
Cimg7962
オダマキ

高山植物室にも
Cimg8039
でもこれ、まだ名札作成中のようす。種類が違うとか。

確認しておきます。

Cimg7968
生徒さんが、家で眠っていた帆船のティーポットを持ってきたので

Cimg7997
先生が用意したのは、帆船のペーパーナプキン。

こういうところが洒落ています。

ここで学んだこと、家庭でも実践なさっていますか?って伺いました。

お子様のお友達が遊びにいらした時など、美味しいお茶を振舞っていらっしゃるようです。

慌しい毎日、ちょっとした空間を作って、丁寧に淹れたお茶を、美味しいお菓子といただく。

自分の中に、少し余裕ができるかもしれませんね。


そして、紅茶教室は13時30分から16時まで、終始和やかな雰囲気で続いていたようです。

毎月、第三月曜日に開催されていますが、今回は4月~9月まで。

希望により、継続されるか決まるようです。

もう、植物園の関わらない行事になったので、植物園が受け付けることはできませんが、生徒さんを募集しているようです。

気になる方は、次回6月21日の教室を見学してみてはいかがでしょうか。

連絡先を書けるようならまた追記します。

| | トラックバック (0)

園内バスの車窓から

おはようございます。

良い天気でございます。

今日は、園内を走る電気バスの車窓からの風景をお楽しみ下さい。

Cimg7872
本日の運転手は、中川さん。なぜか渋い顔。園内を知り尽くした中川さん。

運転手歴、長いです。しかし、日々勉強する姿勢に頭が下がります。

学んだことを、ユーモアを交えて説明しながら回ってくれるので、お客様には大人気。

このバスに乗って、初めて園内の奥まで行ったという方の多いこと。

Cimg7873
「さて、どこまわるかの」

Cimg7875
「香りの植物」近辺の道。

Cimg7877
藤棚が見えてきました。まだ満開。白い藤も見えます。

Cimg7878
桃源郷だった「サクラ・ウメ園」も鮮やかな緑色。

ここから南池に向かいます。この先、知らない方多いのです。もったいない~。

Cimg7879
南池が見えてきました。向こう岸にロッケリーを望んだ景色。

窓がないので開放的。半オープンカーの為、風が心地よく感じられます。

外周だけでなく、小道に入ってみましょう。

Cimg7882
森に入り、「河原の植物ゾーン」を通り、小川に架かる橋を渡ります。

この辺で、自分がどこにいるかわからなくなりがち。私は。

Cimg7883
「湿地の植物ゾーン」が再び見えてきました。

見る角度で景色が変わります。ここから見る向こう岸は海岸の植物。

ちょっと止まって見ごろの撮影。
Cimg7888
ヤブウツギ

Cimg7892
一面オレンジ色で埋め尽くされるのはもうすぐ。ニッコウキスゲ。

Cimg7911
珍しい。白いハマナス。

昨日の雨で、咲いているものは散っていたので、蕾の写真。

Cimg7919
センダイハギ
Cimg7920
一面きいろ。

Cimg7925
走りながら撮ったので、撮りたい景色を撮れなかったのですが…

「海岸の植物ゾーン」から見た池。

Cimg7930
カキツバタ

Cimg7933
花のプロムナード(桜並木)に架かる橋から北池を見ると…展示温室の全景。

Cimg7936
今は緑の桜並木。木陰をつくってくれています。

Cimg7937
「球根植物ゾーン」に差し掛かり、温室も近づいてきました。

Cimg7939
「雲南の植物ゾーン」の北池側。チヨウキンレンも見えてきたところで…

この先は撮ってないので終了。

ここまでのバスの旅、園内地図 と一緒に見ると、お分かりいただけますか?

外周を走らず、途中から小道に入るコースでしたが、景色の変化を感じていただけたのではないでしょうか。

東京ドーム5個分の広さ。歩くと気持ちが良いです。

でも、人によっては、「良い運動」どころじゃないかもしれません。

疲れるかな?歩くのに自信がないな…という方はもちろん、

歩いたことはあるけど、おじちゃんの説明聞きたい方も、是非どうぞ。


今日のブログには絶対に溝口肇のチェロ。


余談

この子が現れる季節になってきたようです。

Cimg7943
コンニチハ

Cimg7941
「春か…」と遠くを見る。

| | トラックバック (0)

ボタニカルアート

今、富山県中央植物園サンライトホールでは、第15回 「私の植物画展」を開催しております。

2010年5月7日(金)~6月2日(水)まで

Cimg7767
まるまるここに書いてあるので省いてしまいますが…

全国の植物画愛好家から多数の作品が集まるようになり、今回は123点の作品を展示。

Cimg7770

著作権の関係もあり、遠巻きな撮影ですが…どれも素晴らしいです!

ボタニカルアート好きの友人に、何が好きなのか聞きました。

植物の持っているクセのようなものが、絵でしか表現できないのだそう。

なぜ写真ではなく、絵じゃないといけないのか、見ればすぐわかる。

…と言っていました。

確かに、忠実で精密に描かれているけれど、「写真みたい!」ではなく。

むしろ、写真以上に実物に近いと思わせるような。

ボタニカルアート、独自の世界が確立されていると思います。

花と果実を分けて描いたり、力強く張った根まで表現したり、

成長の過程を追って描き分けたり、ボタニカルアートならではの表現の面白さもあります。

植物画の起源は、18世紀ごろ。遠い植民地から幾日もの旅を経て、植物を枯らさずに、ヨーロッパに持ち込まれる植物は限られていました。

貴重な異国の花々や薬草の「肖像画」の役割を果たしたのがボタニカルアートでした。

カメラが発明されるまでは、植物の姿を記録する唯一の方法。

やがて、ボタニカルアートは「植物の姿を克明に記録する」というだけでなく鑑賞する絵へと進展してきました。

どのような構図や画材で描かれる時も「植物学的に正しく描く」というボタニカルアートの基本が大切にされています。

よく、「絵の具は何を使っているの?」と聞かれます。

透明水彩絵の具です。白黒の点画等の技法もあります。

正確に忠実に描くには、油絵では表現できないのだそうです。

守るべきルールや目的がはっきりしている分、好きになる方はとてもはまるのでしょうか。


そして植物画展の取材をうけています。
Cimg7858

私も横で聞いて勉強させていただきました。

Cimg7863
この企画担当の山下研究員。カメラも有りの取材です。台詞が長くて大変そう…

でも馴れていますね。カメラを目の前にしてサラリとしゃべり…
Cimg7864
「はい、オッケーでーす」ってマルいただきました。

上婦負ケーブルテレビさんの「植物園だより」。

毎月、植物園の情報を発信しております。

ファボーレのフロアでも流れているようなので、どうぞご覧下さい。


さて、ここで、植物画愛好家の方や、興味をお持ちの方にお知らせです。

「国際博物館の日」(5/18)記念事業

富山県中央植物園オープンライブラリー

植物図譜一般公開

2010年5月23日(日)

13時30分~15時30分

管理研修棟研修室・文献室

定員 30名(電話申し込み、先着順)

文献室に収蔵されている和洋の植物図譜の公開と共に、職員による解説も行います。

1787年に創刊してから現在も刊行を続けている、英国王立キュー植物園の機関誌「カーティスのボタニカルマガジン」も公開されます!
これは、滅多に見ることができない貴重な文献です。

そして、日本における植物画の草分け的存在の二口善雄画伯の原画も併せて公開致します。

この機会、逃さないで下さい。


| | トラックバック (0)

雨の日の高山植物室

雨です。

空気も植物も潤っております。

こんな天気の日は、雨露に濡れた藤の紫がきっと美しいはず…

とまで言っておきながら、写真撮りに行きません。

足元用ストーブつけています。寒いです。

こういうしっとりした天気の日は、ここから池を眺めるのもよいのです。

高山植物室。
Cimg7789
ヒオウギアヤメ

Cimg7804
オダマキ属 カエルレア

Cimg7845
チャイナブルー

Cimg7849
メコノプシス・ベトニキフォリア

ヒマラヤの高地に生息する、青い色を持ったケシ。

チャイナブルーと共に、植物の世界では珍しい青色。

Cimg7823
ミヤマホタルカズラ

Cimg7839
キジムシロ属 ルペストリス

Cimg7829
エロディウム レイカルディ

今の時期、高山植物室は様々な色であふれています。

たまたま青色に寄った花ばかりの写真になりましたが。

不思議と、雨の日の高山植物室では青色が際立って見えました。

ここの窓から見えるのは、雨で揺れる池と、濡れて濃くなった緑。

雨でも、温室からの外の景色も楽しめるものですね。


余談

何度もすみません。

よく見るアオサギ の話なんですけど。

今朝、いました。

ほぼ、お魚屋さんのドアの前で中を覗いていました。

完全に、開店を待つ客。

背中丸くして、哀愁まで漂わせて。

あれじゃ、お魚あげないわけにはいきません。

| | トラックバック (0)

育っています。

ブログを書いていたら灌水のおじちゃんに、

「ゲームしてるのか」と言われました。

お仕事のつもりです。楽しんでいますけど。


快晴です。暑いくらい。

この気温で、植物達はすくすくと育っております。

こうしている間にも、少しずつ伸びたり咲いたりしているのでしょうか。

ツツジ達
Cimg7679

Cimg7695
キレンゲツツジ
Cimg7700
レンゲツツジ

数日前は花の気配もなかったのに、今は色とりどりのツツジ達。

Cimg7684
足元にはセイヨウキランソウ

ボタン・シャクヤク園
Cimg7708
これはほんの一部。

つい最近はこんな芽吹きだったのに…
Cimg5906

いつの間にか何重にもなった花びらを纏っていました。
Cimg7711
日本牡丹 ‘芳紀(ホウキ)’

Cimg7717
日本牡丹 ‘花競(ハナキソイ)’

Cimg7726
緑色も少しずつ濃くなっている気がします。

数日前のフジ。
Cimg7302

今は
Cimg7736
この数日で一体なにが!って程の成長ぶり。

Cimg7727
藤棚で日よけができる程に咲きました。

Cimg7737
お弁当スポット。

甘い香りに誘われて…彼らには天国です。
Cimg7744
クマバチ

今、フジの周りは彼らがブンブンしていますが、

よっぽどのことをしない限り、危害を加えてきませんのでご安心を。

ゆっくり座って休んで下さい。

蜜も吸っていますが、メス待ちの方も…

ヘリコプターのように、飛びながら空中で止まってメスを待ってる時もあります。

ぶつかって迷惑かけました。ごめん、ハチ。

Cimg7749
あの桜並木の緑も美しくなりました。

Cimg7751
北池のほとりのカッコウセンノウ

そしてその池にはサギ
Cimg7762
いつものアオサギ じゃなさそう。

北池にはこのサギがよく来ます。

サギって、こうして池に立って、自分の影を木陰だと勘違いして寄ってきた魚を狙って獲るのだそうです。

積極的でアクティブな漁ではないですね。待つところが地道。

だからお魚屋さんに行っちゃうのか。


植物園、今の時期は見ごろの花が入れ替わりが早いです。

成長を見ていると、確実に時が流れているって実感できます。

見たい花、どれくらい待っていてくれるかわかりません。

彼らの成長した姿、早めに見に来てあげて下さい。

| | トラックバック (0)

春のラン展 2日目

夏の陽気です。

でも、植物園は風がよく通るので、心地よいお天気。

お陰さまで、本日もたくさんのお客様に蘭を楽しんでいただいております。
Cimg7629

個人的な好みで申し訳ございません。

私が美しいと思ったラン

昨日はエビネ中心だったので、洋ランを。
Cimg7671
カトレア

Cimg7667
マスデイバリア

Cimg7661
エピカトレア

Cimg7656
ショエノルキス

Cimg7635
レリオカトレア

明日が最終日です。

誇らしげに咲く蘭が、皆様をお待ち致しております。

Cimg7674
ワニと

Cimg7673
カバも

お待ち致しております。

どこにいるか、探してみて下さい。

「おおっ!」

と、なります。

追記

昨日のホテイラン

輸入も禁止されている貴重な蘭。

つまようじの杖に支えられ、なんとか立っていましたが。

本日舞台を降りました。

拍手。

よくがんばった。

| | トラックバック (0)

がんばれホテイラン

ある、珍しいランの持ち主様に、

「明日来ないから見ておいてくれますか?」と…

どれですか?
Cimg7651
つまようじの杖ついてました…

水枯れしていた様子。

明日、弱っていたら下げるお役目任されたわけですが…

この蘭、実は非常に珍しい蘭です。

Cimg7650
持ち主の森様のお許しいただきまして、掲載させていただきました。

「星点葉大福蘭」(ヒメホテイラン)

字でわかるように、中国原産、葉が星空のホテイランです。

姿は小さいけれど、葉っぱ一枚に宇宙を見ることができます。

絶滅危惧種とされていて、この会場でも、これただ一つ。

なかなか手に入るものではありません。

杖ついて頑張っていただいておりますが、

もう明日にはこの舞台から降りるかもしれません。

ということで、ご紹介させていただきました。

一度だめになったと思ったら、また復活した蘭らしいです。

がんばれ!ホテイラン。

| | トラックバック (0)

第31回 春のラン展 本日からですよ

今日はラン展日和でございます。

エントランスの噴水池も、今日に間に合いました。
Cimg7589
GWに海外へ行けなかった方、リゾート気分をどうぞ。

そして、春のラン展、開会しました。

今回のみどころ、エビネ
Cimg7537

Cimg7539

Cimg7554

複雑な色、控えめな佇まい、品種によって、品のある香り。

初めて見ましたが、それぞれ個性があって素晴らしいです。

あまりに甘い香りに誘われて…これは昨日の写真。

コロコロ太ったハチが一匹。
Cimg7530

これは今朝の写真。
Cimg7553
一泊なさった様子。食べすぎです。太りすぎです。

この後すぐに、慌ててお帰りになりました。

Cimg7579
もちろん洋ランも美しく…

東洋ランとは違う趣きを楽しんでいただけます。

そして初日の恒例です。取材取材取材。
Cimg7588

陽気に誘われて、入場者も続々と。

海外からの団体様もいらっしゃいました。

幸い連休中はお天気に恵まれる様子。

ご来園お待ち致しております。


| | トラックバック (0)

入園口を右に曲がると

人間の習性ですか。

大体の方が、入園口を入ってどちらに曲がるかと言えば、左。

いわゆる時計回り。

右脳派が時計回り、左脳派が反時計回り…って本当ですか?

じゃ、今日は左脳トレーニングの為に右側へ曲がってみます。

入園口西側(右側)は、雲南の植物や、北米東部の植物、球根植物など、

東側(左側)とは全く違う景色。

塀沿いに見えてくるのは

Cimg7514
ムレスズメ

マメ科特有の蝶形花が、まさにスズメのような愛らしさ。
Cimg7520
塀沿いにたくさん群れています。

これも黄色い花が可憐
Cimg7511
オウバイ

Cimg7505
ヒマラヤユキノシタ属の交雑種

もう紅葉?
Cimg7503
オオバベニガシワ

新葉は燃えるような赤色ですが、これが緑色に変わっていきます。

紅葉の逆ですね。春の青空に映える紅葉。

この木、大好きです。
Cimg7492
ハンカチの木

まだ緑色のハンカチですが、苞がもう少し大きく真っ白になると、まさにハンカチ。

Cimg7489
このハンカチがたくさんぶら下がり、時期が来たら、ハンカチの落し物だらけ。

お子様方、お好きみたい。不思議ですものね。

Cimg7479
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)

今、街路樹も満開で、うれしくなりますね。

池の近くに来てみると
Cimg7472
クリスマスローズ属 ヘレボルス・リウィドゥス・コルシクス

うつむいているところを無理に下から撮るのも申し訳ないので、これくらいで。

スノードロップと間違えそうですが…
Cimg7465
スノーフレーク 

和名 大待雪草。これもスノードロップ(待雪草)と似てますが…

別属だそうです。

Cimg7457
球根植物コーナーはチューリップの野生種で埋め尽くされています。

なにアレ…
Cimg7442

近づいてみたところで
Cimg7443
ますます、なにコレ。

Cimg7454
チヨウキンレンです。

漢字で書きましょう。

地湧金蓮(地から湧く金の蓮)です。

ハスじゃないですよ。それは見た目です。

バショウ科で、バナナの仲間です。

バナナの花を見れば、「そういえば…」って思いますか?
Cimg0753
これを逆さまに見ると、わかるかもしれません。

蓮の花に見えるのが苞葉。果指の部分が本当の花。

長く咲いているので、是非、雲南の植物ゾーンで楽しんで下さい。

以上、反時計回りの左脳活性化コースでした。


さて、昨日のはなし。

閉園近くに、嬉しいことがありました。

華のある女子三人組が、なにやら近づいてきて…

女でも、美人さんが近づくと緊張しますね。

目的は私ではなく、熱帯魚のコッピーでした。

ちょっと聞いていると、もしかしてブログでコッピーのページを読んで下さった?

お話してみると、植物園に来る前にブログを読んで下さったと!

ありがとうございます!

さらに、植物園についても嬉しい感想をいただきました。

せっかくの機会でしたので、富山や近県の若者事情なども伺い、

とても参考になりました。

なるほど、富山の若い人って、自分の県の持つ素晴らしい施設を

知らなかったり、活かしていない人が多いのか。

そう言われると、そうかもしれない。

休日は隣県へ流れる富山ナンバーの波。

彼女達は、文化施設などにも詳しくて、プライベートに上手に取り入れて

楽しんでいらっしゃるみたい。

だからですかね、華があって、ピカピカでした。

植物園の感想も「たくさん発見があった」なんて。

きっと、毎日何かを発見できる、楽しめる人達。

若い方のご来園も増えてきましたが、ココを知らないという声もまだ聞きます。

ここの良さを幅広い世代に広めたい…何ができるか。


まずはこのブログのブックマークをお願いします。

そして、お友達に教えてさしあげてください。

と、まずは字を大きくして訴えてみました。



| | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »