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友の会京都旅行 武田薬品薬用植物園へ

只今、「14歳の挑戦」実施中。

植物園にも14歳の少年達が社会に挑みに来てくれてます。
これ、富山だけしか通じないですか。
14歳が社会勉強しに来るのです。ざっくり言いすぎましたが。
酷暑の中、汗水垂らして頑張って働いてくれてます。

通っている市営体育館の受付でも、14歳が挑戦中でした。
駐車券を切る作業で、おばちゃまに「偉いわね」って褒められていた。
「わたしもできる」と、心の中で呟く。
母親みたいな年齢で。14歳に張り合う。

兼本さんの名言。明言。迷言。

「世の中は、君達が思っている以上に。。。

甘い。大丈夫。」

さて、京都旅行。

と言っても「何のこと?」ってくらい時間経ちすぎましたが。

武田薬品薬用植物園に行ってきましたよ。

どんな施設か、全く想像もしていませんでしたので、まずここで怯みました。

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リアクションがガイジンな西村さんの後ろの建物。
研修棟だけで、どこぞの御用邸のような。。。

ここに辿り着くまで、バスが通れない道でしたので、歩いたり、タクシー使ったり。
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グッタリした皆様、ウェルカムドリンクで一休み。
なに?ホテルのロビー?

そして、ここでスライドを使った概要説明をしていただきました。
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施設内、全てが最先端で完璧。

ところで、この薬用植物園に関しては、あまり詳細は書きません。
というか、どこまで書いてよいものか。
当たり障りのない範囲ですみません。

場所はココ。
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詩仙堂が近いですね。

約三万坪の広さの植物園に、約2500種、薬用植物に関しては1400種栽培。
驚くのは、その規模を、栽培担当者5名で管理しているということ。
5名って。。。あ、お迎えに出てきて下さった方々全員だ。

これがココの目指す未来、目的。
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これは、パンフレットにも載っていたから写真載せてもいいですよね。

いざ、中へ。
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神戸さん、気合入ってた。
ここに来ることは、積年の願いだったようです。
20年程前、ここに入れなかった事情があって。
そりゃ、降ってた雨も止むわ。

生薬の標本が面白かった展示棟。
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別荘の中にまた別荘だ。
これは、某財閥?の別荘が、阪神淡路大震災で被災したものを、ここに移築、再生したものです。建築物としては、非常に素晴らしいものでした。これを展示棟にしてしまうセンスも素晴らしい。

中での写真は控えますが。。。
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このように、実際に触れたり、嗅いだり。。。
五感で感じることができる展示になっていて楽しめました。
生薬って、とても身近なだけに、間違った認識も持っていたり。
全てのお話が勉強になる、興味深いものでした。
この方が、数少ない、栽培管理担当者のお一人。
お忙しいのに、付きっ切りで、全く手を抜かない丁寧な説明。
ここは、「人」も良い。

外の写真もこれだけにしておきます。
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美しい。山の緑とも一体化していて。
完璧に管理されています。
そうそう人の目に晒される施設ではないのに、この美しさ。
しかも管理担当者は、あの人数。

富山県中央植物園も、よく手入れされていると評価していただいておりますが、イベント等の運営、管理、そして研究を両立させる労力って、計り知れないなと、改めて思いました。
あの人数で。
自慢していいですよ、富山県民。こんな施設を持っていることを。

そして、汗だくで外から戻ると
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お茶が用意されていました。
おもてなしの心も完璧。

ここに来て、思ったこと。
神戸さんのバスの中のお話を聞いて、思ったこと。
「植物園がある意味」

私たちの生活は、衣食住、全てが植物無しでは成り立たない。
しかし、文明の発展と共に、その「植物」を脅かす環境に変化している。
「生物全般」。。。かな。
それは、私たちの生活が脅かされているのと同じこと。
文明の発展と比例して、消えていく種は増える一方。
ましてや、大震災のようなものがまた起きれば、それで一気に消える種もあるでしょう。
一度この世界から消えたものが再生するのは、不可能。
かといって、今からこの生活を「昔」に戻すのは、現代に慣れ切った私たちには難しい。
そうすると重要になってくるのは、「種の保存」。

富山県中央植物園は、研究施設も併設された、全国でも有数の植物園。。。
ということは、何度かここでも書いてきました。
「それってどういうこと?植物の質問に行って良いってこと?」
それはもちろん。
そして。。。
「種の保存」という、重要な役目を担っているということも、忘れないで下さい。
私たちのこの「当たり前の生活」を、未来まで繋げる為にある。
大袈裟?そこまで言って良いと思います。

武田薬品薬用植物園さんも、栽培研究、遺伝子資源の収集、保存に力を注ぎ、更に、子ども達の健やかな未来の為に、環境教育の支援活動も行っています。

雲南の種子庫でも思ったこと。
他国に比べて、日本がこの分野にあまり積極的に力を注がないのは、「すぐに結果が出ないから」だとか。
出遅れていて、更に、これからも注目しそうにない。
国が力を入れてくれないって、研究する方々には厳しい環境かもしれません。
それでも、タキイ種苗さん、武田薬品薬用植物園さん、そして、富山県中央植物園。
自分達で環境を作りながら、頑張っている人達がいる。

私たちに何ができるか。
先にも書きましたが、やっぱり今の生活って、そうそう変えられない、きっと。
でも、「植物園がある意味」を考える、知るって、とても大きい。
少なくとも、今回の私には、大きな意味がありました。

14歳の少年達の未来も
県内で人気の桜並木
その先がずっとあるよう、舞台裏で守ってくれている存在。
富山県には、あります。

長くなりました。

帰りのバスからは、明日の朝陽になる夕陽。
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またね。

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