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昨日のこと

為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

昨日のこと。
植物について、書かないかもしれません。ご興味のない方は飛ばして下さい。

早朝に起きて、仲間と待ち合わせ。
氷見からのこの景色を眺めながら、能登半島へ。
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日本海の向こうに立山連峰を望める貴重な場所、氷見。

目的は、能登和倉万葉の里マラソン
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続々と市民ランナーが集まってきました。

総勢7,547人、うち、フルマラソンには4,032人が参加
女子は585人。男だらけ。
今回は応援ではなく、フルマラソンデビュー。

アップダウンと海風の激しい、市民ランナーの間でも「過酷」と言われるレース。

前半は、坂、坂、坂、また坂。
坂の手前で「登り坂 350m」と、心の準備ができる表示を出してくれます。
「ゆるい登り坂」…良かった、ゆるいのか。
「950m」…でも1km全部登り坂なのね…。
それが10箇所。
後半は海沿いのフラットなコース。
ところが、まさかの暴風雪。
強風に煽られ、斜めになってる女子多数。
しかも雪と雨ですっかり濡れて、完全に冷え切ってしまいます。

厳しいコースでした。

結果、一度も歩かない、5時間切るという、心の中の目標を全て達成。

今回のマラソン大会、開催日を見れば当然わかりますが、東北地方太平洋沖地震の復興を願うものでもありました。
もともと、能登半島沖地震の復興記念のマラソン大会でもあったのですが。

日本海と太平洋の違いこそあれど、海を臨むということもあり、できれば14時46分にはゴールをしたかった。
そして海に黙祷を捧げたいと思っておりました。
その時間を目指して最後にペースを上げましたが、残念ながら間に合いそうもない。
しかしその時間に目の前に海が広がったので、一瞬だけ止まり、手を合わせることができました。
後ろのおじさんは驚いていましたが。

走っている間、何を思っていたか。
「絶対歩かない!」という目標。
「くそ~!」という向かい風に対する文句。
「痛くない」という暗示。
そして、海に架かる橋を渡っている時は、この海が全て壁になって襲ってくることを想像…
できませんでした。
残念ながら、想像も、察することもできない。
体験もしていないのに想像することが失礼にすら感じられる。

一年が経ちました。
一年前のこの大会、心が折れて、参加を見送りました。
そして今年、この大会でのフルマラソンデビュー。

辛くても、この足を交互に前に出せば、必ず進む。
止まっても、時間は必ず流れるけれど。
その代わり、ゴールは遠くなる。
時の流れを待つだけでなく、前に出ることに意味がある。
この足を前に出せば、必ず何かがある。

マラソンで学んだことです。

出発する直前に読んだ新聞の、18歳の被災した少女の言葉。
「起きたことは仕方がない。ただ、前に進むだけ」
この言葉にも動かされました。

問題は山積みで。
誰もが安全を求める為に、「納得できる説明」を求められる問題ばかりかもしれません。
それも大切なのでしょう。

時間だけがいたずらに流れていく…ことになりませんように。

今、福寿草が見頃です。
今日の福寿草は雪で閉じていますので
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昨年の今頃の福寿草。

今年も綺麗に咲いています。

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