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母と子

先週末のサンライトホールの、午後の風景。

子供たちが、天井に向かって
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何か飛ばしてる。
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子供向け行事、「飛ぶタネの模型作り」です。
出来上がった模型を、パチンコの要領で飛ばしてるところ。
毎年恒例の、人気の行事です。

飛ぶタネって?

よく知られているものでは、タンポポ。
綿毛が風に乗って、フワフワ遠くへ飛ばされますよね。

今の時期、ちょっと園内を歩くだけで見つけられます。

この道、この木の周辺、何か落ちてるけど?
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近づくと…これは?
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ナツボダイジュの苞葉。
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これがプロペラになって、種子を遠くへ飛ばします。
上から落とすと、クルクル回転しながら落ちる。
よくこの形状を選んだな…と感心。

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これが、落ちる前。苞葉の真ん中から花序枝が出ているのが見えますか。

濃く甘い香りを漂わせているクチナシ
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その後ろに植栽されているのは

ウラゲエンコウカエデ
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翼葉と呼ばれる二枚の羽を持つ果実の中に、種子があります。
見るからに、飛びそうでしょ。

「飛ぶタネ」って、色々ありますね。
それを、紙などを使って工作し、飛ばしてみようというイベントでした。

どうして植物が、種を飛ばそうとするのか。

実は、遠くへ飛ばすことだけが目的ではありません。
飛ばした種が、「生きていく」ことも重要なのです。
植物達が生きていく為には、同じ場所に固まって生きていくことも大切ですが、ほどよく散らばることも大切です。
その為に、このようなプロペラだったり、フワフワ飛ぶ綿毛だったり…意味のある形状に進化してきたわけですね。

植物って、親離れ、子離れが潔くていい。
「情」とか持って、ずっと手をかけて育てるわけでもなく。
とにかく、遺伝子に刷り込まれた、「子孫繁栄」に忠実に生きる。
「遠くで強く生き延びなさい。そして次の子供をつくりなさい」って。

今の時期、「お花が少ないわ」なんてご意見も時々伺いますが…
お花に癒やされるだけでなく、「全てに意味を持ったカタチ」にも、興味を持って頂けると、植物園をもっと楽しめると思います。


ああ、そういえば、ここの子供達はどうした。
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もう、パッと見た感じは大人。
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まだちょっとあどけない顔してるけど、まあ大人よね。

まだ8人兄弟一緒に行動してる。
チビなら愛らしいけど、大きくなると、その集団行動は、ちょっと迫力あるのよね。
コンビニ前の男子高校生みたいな。

お母さん、もう彼らに教えることは何もないかな→よく頑張ったものね。
たまに、ママ友とお茶しに出かけていないし。
でもね、お母さん、一つだけあります。
人間が来たら、もう少し逃げるように教えてあげて下さい。
彼ら、近づいても全く逃げない。
真上から写真撮られてるって、危機感なさすぎ。
さながら、公園のハト。

植物園を舞台にした、母と子のカタチの色々。
母からの「強く生きて」というメッセージは、変わらないと思う。

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