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メンテナンスあってこそ。

クリスマス、終わりましたね…。
皆様はどのようなクリスマスをお過ごしになりましたでしょうか。
我が家は、イスラム教徒のパキスタンカレー屋でタンドリーチキンを頂きました。
クリスマス要素は「チキン」のみ。
でも、クリスマスに家族と笑い合えるって、それだけで幸せですね。

さて、本日は朝からサンライトホールのクリスマス要素を急ピッチで片付け、いつもの穏やかな植物園。

今年最後に、久しぶりに外を歩きたかったけど、空も怪しいし…
ふらっと高山・絶滅危惧植物室へ。

何やら作業の真っ最中。
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絶滅危惧植物のエッチュウミセバヤのメンテナンス。
咲き終えた花や、茂ったカタバミなどを丁寧に取り除く。

すると、まるでバラの花のような冬越し芽が顔を出す。
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こうして、冬越し芽に日が当たるようにメンテナンスすることで、春からの成長が格段に良くなるのだそう。

そんな、日々のメンテナンスの賜物が、こちら

10月のエッチュウミセバヤさんです。
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葉が紅葉する前の花も美しく

葉が紅葉すると、お互いの美しさを引き立て合い
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葉に夕陽が差し込むと、ステンドグラスのように輝く
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これが、自生するものは絶滅危惧種に指定されているというエッチュウミセバヤ。
こんなに美しい花が。

こんなに美しい花が絶滅危惧植物ですよと、皆様にお伝えできるのも、この日々のメンテナンスがあってこそ。

エッチュウミセバヤをメンテナンスしていた方が、作業中にボソッと呟きましたよ。

「メンテナンスあってこそ、世の中に出られる…」

彼の心にいつもある言葉なのか、適当に口から出た言葉なのかはわかりません。
しかし、2016年の終わりを飾るに相応しい、良いお言葉を頂けたと解釈しております。

「人の手を入れず放置したワイルドな状態を見せることが植物園の役割じゃなくってよ」
とも取れそうだし…

「どこで誰に出会うかわからないからね!誰に会っても恥ずかしくないよう準備しておかなくちゃ!」
って含みもありそうだし…

「チャンスはいつ訪れるかわからない。チャンスが来たその時に、それを掴める自分であれ!」
って意味もあるかも…
或いは、やっぱり何も考えずに言ったか。

彼の何気ない一言で、思いがけず考えさせられる年の瀬。

富山県中央植物園の年内の開園は12月27日(火)明日までですが、私は本日で仕事納め。これが2016年最後のエントリーとなります。
2017年の開園は1月6日(金)からとなります。

そして、2016年最初のイベントは、「第4回 新春カトレヤ展」です。
1月6日(金)から9日(月・祝)まで。
8日、9日は展示解説と講習会も開催致します。
詳しくはこちら→富山県中央植物園HP

今年も一年、拙ブログをご覧頂きありがとうございました。
2017年も、富山県中央植物園をご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

どうぞ穏やかなお正月をお迎えください。

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