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2017年1月

節分間近の植物園。

節分が近いということは…恵方巻きの予約しなくちゃ。
違う。それも間違ってないけど違う。

立春が近いということ。春を迎える準備が始まっているということ。
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オオマツユキソウ(大待雪草)
スノードロップとも言いますね。
「雪の下で春を待つという」意味の和名も、「雪のしずく」という意味の英名も、どちらも美しい響きです。

振り返ると
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元気な太ったおカモ達。

その近くには、クリスマスローズの交雑種。
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この子もスノードロップ同様俯くから…
覗き込んでごめん。
2/17(金)から19(日)まで、「クリスマスローズ展」を開催致しますので、そちらもお楽しみに。

振り返ると
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私から逃げるおカモ達。
大丈夫ですよー。わたしは安全な生き物ですよー。

サクラ・ウメ園では、早咲きのウメの園芸品種
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白難波

開花が進んで、少し散っている花も
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八重寒紅
それでもまだまだ美しい。香りもありますしね。

そして振り返ると
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北池以上に水鳥が多くてひるむ。

そして
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北池よりアクティブさに欠ける南池のおカモ達。
生きてますかー。

ミツマタはまだ蕾ですが
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ここまで準備が進んでいますからね、黄色い花が咲くのももうすぐ。

ロウバイは
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これくらいの蕾が多いですが

開花した花もありました。
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でも、少し開くと鳥が食べにくるそうなので、午前中に見にいらした方がよいかもしれません。鳥が啄ばむところも、見てみたいのですけどね。

クラッカーのようなハマメリス・インテルメディア
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殆どがまだかたい蕾ですが、これくらい開花しているものも。
盛大にクラッカーが弾けた姿は、2月頭かしら。

早咲きの梅だけを見に行くつもりでしたが、こうして見ると想像以上にお花に出会いました。ただ、カーディガンとサンダルで行くには寒すぎた。まだ、もうひと雪来るかしらね。
鬼に豆撒いて、いつの間にか春分。

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梅花和雪香、再び

再び?
この時もタイトルに使いましたので、再びです。→もう6年前ですって。時の流れの速さに震える。

お客様にとってはお花の少ない雪の季節。毎年、サンライトホールにて早咲きの梅の園芸品種を展示しております。
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これは「未開紅」
本日は大雪ですが、一つ、また一つと開花し始めております。

この梅を育て、サンライトホールやエントランスに配置して下さるのは山下さん。
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雪の中足を運んで下さったお客様に、少しでもお花をお見せしたいと、梅が乾燥しないように毎日噴霧を欠かしません。
そして、毎年「ドイツトウヒのクリスマスツリー」を飾り付けするのも、実は山下さん。
あの大きな木に一人で飾り付けるって大変よ。でも、毎年率先して飾り付けて下さるのです。「寒い」とか愚痴一つ言わず。この梅も、クリスマスツリーも、山下さんの思いやり。そう思いますよ。

さて、この大きな「未開紅」は、最初に展示を始めた約8年ほど前から育て、ここまでの大きさに育ったそうです。

何気ない会話の中で、印象に残ったことがありました。盆栽のように、バランスやデザインを考えて剪定をするのか問いましたら、葉を出した時の風通しを考えて剪定もするが、梅の木自身が枯らした枝を落とすと自然にバランスが取れていることがあるそうです。梅は「格好良く」なんて思うわけもありませんからね、自然に任せることで見た目の均整がとれることは、とても興味深いお話でした。山に登り、まるで庭園のようだと感動することがありますが…こういうことかしら…。
何気ない会話が、「あの時の何か」と繋がることがありますよね。何気ない会話って大切です。

そしてこちらは、梅花和雪紅。
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エントランスに展示した梅は、ふわりと雪を被る。
これは園芸品種の「冬至」。

こちらは「麝香梅」
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この木も、展示を始めた8年ほど前から育てているようで、他の木よりも少し大きい。

「舞扇」
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まだ堅い蕾が多いので、この先も楽しめそうですね。

雪を被りながらも、前を通ると、風の流れで香ることがあるのです。たとえ雪であろうと、寒かろうと、「私はここにいます」という清々しい美しさ、凛々しさを感じます。
「梅花和雪紅」という禅語の捉え方が、その時々で変わる。時が流れている限り、きっとそれは至極当然。

冬の植物園は、暖かい温室ではもちろん花も果実も楽しめます。そして、寒椿や早咲きの梅など、雪を被りながらも誇らしく咲く花を愛でるのも、雪国の植物園ならではのお楽しみ。

雪は明日も続きそう。お気を付けて。

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善き日。

明日は結婚式と申しておりましたが…

こんなに幸せそうな笑顔で溢れる、素敵なお式となりました。
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このご家族のお家はきっと暖かい。

もう、この時点で泣いていたわたくし。
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今日初めてお会いするご家族でしたが、心から「良かったねぇ~」と、感極まってしまいましたよ。結婚式って本当に素敵。

誓いのキスがご家族なんです!
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かわいい!かわいいチュー!

続きましては幸せなファーストバイト。
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スプーンという名のおしゃもじでケーキを!
これやりたい!わたしやりたい!

そして、どこからともなく1-Dの曲が流れ始め…
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生徒さんが徐々に踊り始めた!

今日は新婦さんのお誕生日でもあるのですって!
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サプライズダンスに涙ぐむ新婦さん。(そしてわたしも)

最後は列席者の皆さまで記念撮影
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朝早くから頑張って電池の切れた次男ちゃん。
二人とも最高にかわいかった。

外の広場を利用した結婚式は何度か見たことはありましたが、最初からホールを想定した結婚式は初めて経験しました。とても素敵!

誰もが笑顔になり、幸せな気持ちになった結婚式。新郎新婦ご家族、ご列席なさった皆様、そして企画から頑張った生徒さん達にとって、最高に善き日となったのではないでしょうか。
ご家族で、また季節ごとに植物園に遊びにいらして下さいね。
そして、こんな素敵な挙式を企画できる生徒さん達は、きっと社会に出てからも世の中をハッピーにしてくれることでしょう。

皆様、心からおめでとうございます!

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グネツムからの、温室探訪。

熱帯果樹室だけですけどね。

入ってすぐに、甘い香り。クンクンしながら辿りついたのは
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タチバナアデクの花。
私の花が確かなら、甘い香りはここからだ。
私が虫だったら、ここ、行く。

そして結実もしておりました。
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タチバナアデクはブラジルチェリーとも呼ばれ、真っ赤な姿はまさにサクランボ。確かに甘いらしいのですが、どうもヤニ臭さが残るらしい…。

そしてこちらも熟すとコーヒーチェリーと呼ばれる、アラビアコーヒーの果実。
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真っ赤に熟したら、ちゃんと果肉が甘いのです。これは驚きました。コーヒー豆として使用する「種子」しか活用されないと思っていたので、果肉の甘さは想像もしませんでした。しかし食用にするには果肉が薄すぎるので、種子を活用しようと思い付いたのでしょうか。
以前は、ただ「苦い飲料」として認識しておりましたが、丁寧に淹れたコーヒーって、果実の香り、甘さを感じるのです。これは最近知りました。不思議でしたが、この果実の甘さを知ったら合点がいきましたね。

視線感じる。
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彼か…
悪い子じゃなんですけどね、ただこっち見てるだけなんですけどね。
時々驚かせるのですよ、お子様を。

なに?おめめにビー玉入れてもらったの?
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よかったね。

スーパーでもお馴染の、パイナップル様でございます。
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どう生っているでしょうーーーーか!

こうだ!
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木に生っていると思った方、残念。パイナップルは多年草です。根茎から芽を出して、先端部分で結実します。

私達が口にするものの元の姿を知ることは、私達が何によって生かされているか知ることに繋がります。
You are what you eat.
あなたは、あなたが食べるものでできている。

ことわざでもあり、オバマ大統領夫人の言葉としても有名ですね。
あ!今日から大統領はトランプさんか!むむむー。


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明日は結婚式。

わたしじゃなくてね。
富山の専門学校生の皆様が、学びの一環として、植物園内での結婚式を企画し、実際に挙式されます。

今日は会場設営と、リハーサル。
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皆さん、真剣です。
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人生の節目の一大イベントを任されるのですものね。

明日が新郎新婦にとって、そして学生の皆様にとって善き日となりますように。
どうぞ、お祝いにいらして下さいね。
13時スタートです。

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雪の植物園を楽しむ。

前回、「冬は休園?ってたまに訊かれるけどやってるよー。除雪もしてるよー。冬も楽しめるよー。」と書きましたが…

このように
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メインの通りは殆ど除雪しております。
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もちろん桜並木もこの通り。
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雪のトンネルをお楽しみ頂けます。

自ら道を切り開く、パイオニアタイプの方も。
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頼もしい。かんじき持参の方も時々。

花が少ないだけに、雪の中のカンツバキが一際目を惹きます。
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また、花だけでなく、池に雪が積もってこちらに来られないカモ達の
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「カモ溜まり」をご覧いただけます。
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様々な種類のカモやら水鳥達が寄り添う。
言葉通じないんだろうなー。でも仲良くやってるみたい。

冬には冬の楽しみ方を見付ける。
雪国の人は、得意ですよね。
冬の植物園でお待ち致しております。

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雪の植物園

昨夜の雪が作りだした、この景色。
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外の花はもちろん少ない季節ではありますが、この景色を楽しめるのも、雪国の植物園だからこそ。

雲が流れ、時折青空が顔をのぞかせた時の美しさ。
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山とも違う、街中にも無い、ここだけの雪景色をお楽しみ下さい。

時々ご質問頂きますが、冬期休園はございません。
ばっちり除雪して、お待ち致しております。

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沖縄展「島の恵み-亜熱帯地域の植物資源の活用Ⅱ」

まっっっっっっったく雪らしい雪の降らない、「元雪国富山」ですが、いよいよ今夜辺りから降るらしいですよ。しかし、降る降ると言いながら、ここ数日間たいした積雪もないので、「また降る降る詐欺か?」と、天気予報をオオカミ少年扱い。

さて、外は吹雪の予定ですが、サンライトホールは南国です。
夏に開催致しました沖縄展の第二弾でございます。

目玉はここ!
「リュウキュウカンヒザクラ」と、「リュウキュウベンケイ」の保全、開発から生まれた「ちゅらら」を展示した撮影スポット。
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畳に座って記念写真をどうぞどうぞどうぞ。壷に活けられているのがリュウキュウカンヒザクラでございます…あれ?見えない。

これこれ。まだ咲き始め。
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昨年12月に沖縄から切り枝を入手し、低温処理を行って開花させましたが、恐らく期間中に徐々に開花が進むと思われます。満開までの過程もお楽しみ下さい。

そしてこちらが「ちゅらら」
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絶滅危惧植物、リュウキュウベンケイの開発によって生まれた園芸植物。

つまり、リュウキュウベンケイがそのまま絶滅していれば、この美しい花は生まれなかった。
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この花は切り花としては珍しく、水に挿さなくても一カ月は枯れずに花を楽しめるという特徴を持つことから、新たな需要を生み出し、地域産業の活性化も期待されています。

ただ、美しい花を飾って撮影を楽しんで頂くだけではありません。「ちゅらら」が開発された過程を紹介しながら、絶滅危惧種の保全と地域産業振興の両立について、分かりやすく説明しております。企画展で説明しておりますのでここでは簡単に書きましたが、その中で印象的だった言葉。

「近代の生物が絶滅に追い込まれた要因は人間活動によるものが多く、こうした生物を人の手で守ることは道義でもあります。」

ぼんやり理解していたことが、「道義」と表わされてハッとした。

1月13日(金)から25日(水)までの約二週間。
花の展示はもちろん、後ろのパネルも、是非ご覧頂きたい。

今回の企画展担当者は、前回に引き続き、沖縄出身兼本さん。
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記者さんに三線披露してるとこ。
明るい南国気質。

この方ですよ、「道義」って言ったの。
兼本さんに教えられたこと、沢山ある。(但し本人気付いていない)


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新年初、シモバシラ。

聖母のような大原さんが、「ここ(インフォメーション)は見てるから、外を見てきていいよ。」という優しいお言葉をかけて下さったので、久しぶりに外に出た!こんなに晴れてる日に!
こんな景色を見ることができました。
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立山連峰と大原さんに手を合わせて拝みたい気分。

目的は、大原さんから伺ったコレ。
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シモバシラ
シソ科の多年草で、枯れた茎に霜柱ができます。
今日みたいな、まるで関東の冬のような晴れた、放射冷却の朝、前日の星空がキレイだった朝、キンキンに寒い晴れた朝に、見られるかも知れません。もしかすると明日も見られるかも…
午後はもう、溶けて見られません。

実は、私が見に行った10時近くには
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この状態でした。これもキラキラして美しいのですが、水あめを巻いたようなあの霜柱をご覧になるなら、絶対に朝の早い時間がお勧めですよ。

こんなにあったみたい!私が見た時は2本だけだったのに。
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これらは、朝一番に見回りをして下さった山下さんの写真。
うん。上手い。

水あめぐるぐる巻いたようなシモバシラの写真も撮って下さった。
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水の動きを定点観測したかのような、有機的な形。

さて帰ろう。聖母がインフォメーションで待っている。自転車で風を切って走ると涙が出る。風が冷たすぎます。

カモの安住の池を横目に
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カモ、多い。ペリー来航ってきっとこんな光景。(黒船ね)

そして、今日、写真を撮るヒマもなくあっという間に配りきってしまった、散らない桜のお守り、コシノフユザクラ。
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満開でした!
お守りを受取ったお客様、この花を見に行かれて、満開だったと大喜びでお帰りになりました。わたし、試験ないんだけど、合格した気分。満開って嬉しい。
お守りの詳細はこちら→もう今年の分は終了しましたよ。

さて、明日も午前中は晴れるようです。
シモバシラ、見られますように。

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