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梅花和雪香、再び

再び?
この時もタイトルに使いましたので、再びです。→もう6年前ですって。時の流れの速さに震える。

お客様にとってはお花の少ない雪の季節。毎年、サンライトホールにて早咲きの梅の園芸品種を展示しております。
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これは「未開紅」
本日は大雪ですが、一つ、また一つと開花し始めております。

この梅を育て、サンライトホールやエントランスに配置して下さるのは山下さん。
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雪の中足を運んで下さったお客様に、少しでもお花をお見せしたいと、梅が乾燥しないように毎日噴霧を欠かしません。
そして、毎年「ドイツトウヒのクリスマスツリー」を飾り付けするのも、実は山下さん。
あの大きな木に一人で飾り付けるって大変よ。でも、毎年率先して飾り付けて下さるのです。「寒い」とか愚痴一つ言わず。この梅も、クリスマスツリーも、山下さんの思いやり。そう思いますよ。

さて、この大きな「未開紅」は、最初に展示を始めた約8年ほど前から育て、ここまでの大きさに育ったそうです。

何気ない会話の中で、印象に残ったことがありました。盆栽のように、バランスやデザインを考えて剪定をするのか問いましたら、葉を出した時の風通しを考えて剪定もするが、梅の木自身が枯らした枝を落とすと自然にバランスが取れていることがあるそうです。梅は「格好良く」なんて思うわけもありませんからね、自然に任せることで見た目の均整がとれることは、とても興味深いお話でした。山に登り、まるで庭園のようだと感動することがありますが…こういうことかしら…。
何気ない会話が、「あの時の何か」と繋がることがありますよね。何気ない会話って大切です。

そしてこちらは、梅花和雪紅。
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エントランスに展示した梅は、ふわりと雪を被る。
これは園芸品種の「冬至」。

こちらは「麝香梅」
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この木も、展示を始めた8年ほど前から育てているようで、他の木よりも少し大きい。

「舞扇」
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まだ堅い蕾が多いので、この先も楽しめそうですね。

雪を被りながらも、前を通ると、風の流れで香ることがあるのです。たとえ雪であろうと、寒かろうと、「私はここにいます」という清々しい美しさ、凛々しさを感じます。
「梅花和雪紅」という禅語の捉え方が、その時々で変わる。時が流れている限り、きっとそれは至極当然。

冬の植物園は、暖かい温室ではもちろん花も果実も楽しめます。そして、寒椿や早咲きの梅など、雪を被りながらも誇らしく咲く花を愛でるのも、雪国の植物園ならではのお楽しみ。

雪は明日も続きそう。お気を付けて。

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