日記・コラム・つぶやき

感謝。

色や形、根を下ろす場所、花を咲かせる季節、全てに意味がある。
存在することに意味がある。
植物の話です。
それは、私達人間にも通ずる話。
全ての人達が、意味を持って生まれてきた。
ここに来て、改めて気付いたこと。

この植物園には「気付き」がある。

何気なく散歩するだけでも良いのです。
毎日散歩しても、同じ景色の日は一日として存在しない。
思うことも、日々移り変わります。
ここを歩く度に何かを思う。
この植物園を歩いてみて下さい。

今日歩いて思ったことは、「感謝」です。

ありがとうございます。





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春の準備

サクラはまだかいなー。
最近増えてきました、この質問。

まだかいな。
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まだですよ。
でも、確実に先日見た時より膨らんできていますね。
今年は、開花を予想にばらつきがあり、本当に読めないそうです。
もう少々お待ち下さい。

それにしても今日は暖かい。

ここだけ見たらハワイで作業しているようですが
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日本海側の植物園の雪吊り雪囲い解除作業風景ですよ。
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ぐるぐる巻きだったワシントンヤシがやっと解放されてホッとしてるところ。

今日は暖かいから作業も捗ります。
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仲間がどんどん遠いシベリアだかどこかに旅立った。
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残留か、そろそろ旅立つか検討中の水鳥たち。
ここで結婚して子育てするカモもいるのよね。

ロカックヤナギの新芽も徐々に緑の顔を出し始めた。
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新鮮な緑色のカーテンになるのももうすぐかしらね。

春を迎える準備は進んでおります。確実に。

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雪の植物園

昨夜の雪が作りだした、この景色。
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外の花はもちろん少ない季節ではありますが、この景色を楽しめるのも、雪国の植物園だからこそ。

雲が流れ、時折青空が顔をのぞかせた時の美しさ。
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山とも違う、街中にも無い、ここだけの雪景色をお楽しみ下さい。

時々ご質問頂きますが、冬期休園はございません。
ばっちり除雪して、お待ち致しております。

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メンテナンスあってこそ。

クリスマス、終わりましたね…。
皆様はどのようなクリスマスをお過ごしになりましたでしょうか。
我が家は、イスラム教徒のパキスタンカレー屋でタンドリーチキンを頂きました。
クリスマス要素は「チキン」のみ。
でも、クリスマスに家族と笑い合えるって、それだけで幸せですね。

さて、本日は朝からサンライトホールのクリスマス要素を急ピッチで片付け、いつもの穏やかな植物園。

今年最後に、久しぶりに外を歩きたかったけど、空も怪しいし…
ふらっと高山・絶滅危惧植物室へ。

何やら作業の真っ最中。
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絶滅危惧植物のエッチュウミセバヤのメンテナンス。
咲き終えた花や、茂ったカタバミなどを丁寧に取り除く。

すると、まるでバラの花のような冬越し芽が顔を出す。
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こうして、冬越し芽に日が当たるようにメンテナンスすることで、春からの成長が格段に良くなるのだそう。

そんな、日々のメンテナンスの賜物が、こちら

10月のエッチュウミセバヤさんです。
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葉が紅葉する前の花も美しく

葉が紅葉すると、お互いの美しさを引き立て合い
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葉に夕陽が差し込むと、ステンドグラスのように輝く
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これが、自生するものは絶滅危惧種に指定されているというエッチュウミセバヤ。
こんなに美しい花が。

こんなに美しい花が絶滅危惧植物ですよと、皆様にお伝えできるのも、この日々のメンテナンスがあってこそ。

エッチュウミセバヤをメンテナンスしていた方が、作業中にボソッと呟きましたよ。

「メンテナンスあってこそ、世の中に出られる…」

彼の心にいつもある言葉なのか、適当に口から出た言葉なのかはわかりません。
しかし、2016年の終わりを飾るに相応しい、良いお言葉を頂けたと解釈しております。

「人の手を入れず放置したワイルドな状態を見せることが植物園の役割じゃなくってよ」
とも取れそうだし…

「どこで誰に出会うかわからないからね!誰に会っても恥ずかしくないよう準備しておかなくちゃ!」
って含みもありそうだし…

「チャンスはいつ訪れるかわからない。チャンスが来たその時に、それを掴める自分であれ!」
って意味もあるかも…
或いは、やっぱり何も考えずに言ったか。

彼の何気ない一言で、思いがけず考えさせられる年の瀬。

富山県中央植物園の年内の開園は12月27日(火)明日までですが、私は本日で仕事納め。これが2016年最後のエントリーとなります。
2017年の開園は1月6日(金)からとなります。

そして、2016年最初のイベントは、「第4回 新春カトレヤ展」です。
1月6日(金)から9日(月・祝)まで。
8日、9日は展示解説と講習会も開催致します。
詳しくはこちら→富山県中央植物園HP

今年も一年、拙ブログをご覧頂きありがとうございました。
2017年も、富山県中央植物園をご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

どうぞ穏やかなお正月をお迎えください。

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霧ヶ峰のニッコウキスゲ

長野県の美ヶ原高原で行われたトレイルランの大会に参加して参りました。

かなりざっくり説明すると、野山を駆け昇ったり、駆け下りたり、稜線を走ったり、そんなレースです。
私が走ったレースは1300mから1800m付近でしたので、レンゲツツジもまだ残り、高山植物と絶景を楽しめるコースでした。
ウソです。本当は景色楽しむ余裕無くて3分くらいしか見てない。
写真を撮る余裕が無いと分かっていたので、スマホも持たず。
数々の高山植物をご紹介できないのが残念です。
でも、一瞬だけ見た頂上からの景色は素晴らしかった(はず)。

レース後に、力尽きて廃人のように徘徊した霧ヶ峰(車山高原?)の写真がありました。
植物園ではすでに咲き終わった、ニッコウキスゲの群生地。
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まだ、咲き始めですね。
この花芽の数だけ咲くと、どんな景色が広がるのでしょうか。
富山では、白木峰のこれが満開とか。

走ったのは、だいたいあの辺の山。
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信州は広いですね。
何度も訪れているのですが、これは初めて見る信州の景色。

なかなか好天に恵まれないこの季節ですが…
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この日は富士山まで見えました。

たいした写真も無くすみません。
そろそろ夏山シーズン。
高山植物たちに出会える登山に出掛けたいものです。

高山・絶滅危惧植物室では、これから山で咲く花達が見頃を迎えております。
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ニッコウキスゲの黄色よりもレモンイエローに近いウコンカンゾウ。
群生する姿はさぞかし美しいことでしょうね。

さて、しばらく筋肉痛と仲良く暮らすことにします。



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北池のスイレン

若鮎が食べたくなりました。
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和菓子のね。
これ、鮎じゃないですけどね。

目に入る景色が夏になって参りました。

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カップル成立。

あの二人、絶対デキてると思う。
だってさっきからずっと一緒にいるもん。
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というヒマな発言をする面倒なオンナ。

結婚するかなー。

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南砺市、道宗道の春の林道。

以前は、登山や旅行など、植物園外の記事もよく書いておりました。
最近、そんな記事が減りましたね。
外出が減ったというより、お手軽スマホに頼ってカメラで写真に残すことが減ったせいかも。
今年は、積極的にカメラを使い、園外の植物の情報なども綴っていきたいと思います。

今回はその試運転。

快晴の昨日は、夫の仕事の手伝いに、春を迎えた山へ行って参りました。
以前に書いたこともありますが、とあるトレランレースのコース整備の為に南砺市の大寺山近辺へ。→ここで「道宗道」について書きました。

仕事ではありますが、春の息吹を探しながらの林道ハイクとなりました。
下の世界では散ってしまった桜。

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山の桜はまだ残っていますね。

桜と同じくバラ科の、モミジイチゴかクマイチゴ。
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恐らくモミジイチゴ?

こちらは恐らくカスミザクラ。
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自信ないので濁して言ってます。

キノコに至っては自信無さ過ぎるので何も言いません。
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むやみに触りもせず。

オオバクロモジ
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植物園内でも見頃です。

タチツボスミレ
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スミレは、林道沿いに群生していました。

コース整備しながら、足元のスミレに和む。
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植物園でもらった高級軍手が大活躍。
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手のひら全面ゴムってところが高級です。

コブシでしょうか。タムシバでしょうか。
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冬の間で荒れていた道を、必要な枝を残しながら整備。
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地元の山を愛し、保存についてよく理解している「道宗道の会」の方がリードして下さるので安心です。むやみな伐採ではありません。

キクザキイチゲ
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その白色。
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整備しながら、ここまで来た。
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南砺市の散居村は富山の代名詞的絶景。
向こうには富山湾まで見渡せる。

散居村をバックにキブシ
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雄花と雌花があるらしいのですが、どちらか。

標高が上がると、まだ雪が残る箇所も。
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しかし、例年ではもっと残雪があるそうなので、やはり今年は暖冬。 

道宗道の会の方々が、歴史的遺産、「道宗道」という古道の保全管理を行い、多くの人達に、自然とこの地域の良さを伝えられるよう尽力して下さっております。
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険しい山道の整備は、苦労も多いかと思いますが、皆さまいつも笑顔。
そして、お昼ごはんのお楽しみタイムにはいつも工夫なさっているそうです。
今回はラーメン。山での袋ラーメンってご馳走!

オヤツが回ってきた!
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南砺市特産の干し柿。
保存食ですからね、今でも食べられるのですね。
登山などのスポーツ時の補給食に最適ですね。

そして、このような日に奥さんが作って下さるのでしょうね。
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美味しそうなお弁当!
干し柿も入ってるし、若竹煮に、手作りのお漬物に…
毎回これを食べられるなら、頑張れるはず。

どのお弁当も美味しそう!
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富山特産のおぼろ昆布の特大おにぎりに、とても美味しそうな超厚焼き卵に、これまた手作りのお漬物。
シンプルで食欲をそそります。運動会の匂いがした。

最近、他県へ遠出する機会がありました。電車から見る山は、桜なども咲き、春を感じるのですが、手入れがされておらず、荒れ果てておりました。
里山は、ただ放っておくだけでは健康を保てず、伐採などの手を入れる必要があるという話は聞いたことがあります。
恐らく全国各地で、このように里山保全に力をいれている団体が存在するのでしょう。
同時に、そこまで手が回らない地域もあるようです。
私達は、トレランレースのコース整備を兼ねたお手伝いという、このような機会がなければ参加することはなかったと思います。
整備の後、保存会の会長さんに、「若い力をありがとう」と、とても感謝されました。

登山するにも山を管理する人がいないと危険。
道路も、管理する人がいるから、あとは安全に気を付けて歩けば良い。
街だって、景観を管理されて、気持ち良く暮らせている。

日々の暮らしは、必ず誰かの努力があってこそ。
そう思えた、このような機会に恵まれたことに感謝。
また、参加したいです。

 

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園内バス始めました。

って、冷やし中華みたいに言ってみました。
だって、これが始まると春が来たって感じません?
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運転手さんの一人、細田さん。
今年も宜しくお願いします!

雪国富山、11月下旬から、園内バスは休止しております。
3月の下旬に、再始動。
小学生以上100円で、乗車時間は約30分。
ゆっくり歩いて回ると、1時間、1時間半、人によっては2時間くらいはかかるところを、見頃の植物を中心に、ぐるりと一周致します。

かなり過去のエントリーですが、バスに乗るとこんな感じ→「園内バスの車窓から」

オープンカーなので、風が心地よいのです。


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本日のソメイヨシノ。

大賑わいの展覧会続きの日々も一段落し、さて、お次は「さくらまつり」ですか。

暖冬が、ソメイヨシノの開花にどのような影響を及ぼすのか?
こちらのトークショーでその疑問を解決できるそうです。→3月21日(月・祝)「サクラと気象」
NHKのお天気お姉さんもパネリスト。是非ご参加下さい。

さて、蕾を見に行きましょうか。
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そうか、もう雪吊りの撤去作業が始まっているのでした。
もう、春ですものね。

この子達も、暖かくなったら、また旅立つ。
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ちょっと寂しいですね。
春は、出会いの季節でもあり、別れの季節でもある。

そして、本日のソメイヨシノの蕾です。
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まだ固いけど、前回と比べたら確実にふっくらしてきた。

何気なくカレンダーを見て、今が3月半ばと気付いてハッとする。
もう、カレンダーをめくるのも、次で三度目。
ここで迎える春は、何度目かな。
忘れちゃった。

 

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